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策士、策に溺れ

このところブログをアップする心境ではなく、ずい分と間が空いてしまった。。。
ようやく、ちょっとブログでもアップするかという気持ちになれたので、、、数日前の緑地写真ですが。。。

先日オオトラの産地を伺ったので、ちょっと発生には早かったが
他の昆虫もいるんだろうと、ロケハンしてみる事にした。
現地に到着すると話に聞いていたモミの木が目についたが
果たしてこんな所にいるのだろうか?と言うのが第一印象だった。  自宅から一時間弱、近すぎない?
不思議なもので、自宅から少し時間をかけたほうが大物に出会える感覚がある。  ま、アカトラは近かったけど。。。
もちろんこの日は、オオトラはいる訳もなく他の昆虫で楽しませてもらった。

まずは初見のオナガサナエ。  これ系のお尻広がりサナエは、貴重に感じるオイラ。

            オナガサナエs

ちょっとカッコイイ蛾と、あまり写欲がわかないチョウだが、毎回『まあ、撮っておくか。。。』のチョウ。
クロホシフタオs  クロコノマチョウs
                        クロホシフタオ                                クロコノマチョウ


首や頭が黒に近いほど濃い茶色のヒゲナガオトシブミ。  
この濃さは発生時期、個体差、発生場所、成熟度、どれに関係するんだろう?

                        ヒゲナガオトシブミs


バラ科の植物の新芽の部分には、ヒメケブカチョッキリ。  なんか、久しぶり。。。
           ヒメケブカチョッキリ (2)s
チョッキリの中でもかなりの普通種のコイツ、なんかいい撮り方は無いかなと考えていたところ、、、閃いた! さすがオイラ!!
                        ヒメケブカチョッキリ (3)s
近くにアザミの花が咲いていたので、アザミのショッキングピンクとチョッキリのメタリックに近い瑠璃色とで
コラボしてもらおう!  かなり綺麗な写真が撮れるぞ!!
すると、、、『策士、策に溺れ チョッキリ花粉に溺れる』と言った写真が出来上がってしまった。  ハァ~ァ。。。
  
            ヒメケブカチョッキリ (1)s


このポイントをきり上げ、帰り道でルリボシヤンマでも撮ろうと、寄り道する事にした。
と、考えていた頃は空はまだ明るかったが、現地に着くころは日ざしが陰り始めていた。
すると、撮れる写真はこんなんのばっか、、、  暗い。。。

                        ルリボシヤンマs
リベンジしたいんだけど、ルリボシヤンマはいつ頃までいてくれるものだろう??
            ルリボシヤンマ (1)s




最後は、、、庭シリーズから数枚。  庭には色んな昆虫が遊びに来てくれるけど、トンボはあまり見ないので
       普通のオオシオカラトンボを見つけた時のテンションではなかった。  
       でも写真としては、トリミングでボケボケのダメダメ。。。  だって、、、

オオシオカラトンボs


トリミングをしないと、お隣さんの電源コードなんかバッチリ写っていて、さすが庭感が強すぎるし。。。
                                           オオシオカラs


庭感をあまり感じさせないテングスケバなんかも。
                        テングスケバs
以前も庭でテングスケバを撮ったけど、最初に見つけた時は庭撮りでちょっと得した気分だった。
                                   テングスケバ3s

う~ん、黄色いバックって白バックみたいに難しいね、、、 やっぱテングスケバは緑の葉っぱの上で少しあおる感じの正面顔かな。。。
テングスケバ2s


ハゴロモの幼虫?  カイガラムシ?   なんだこりゃ??
カイガラムシに擬態するヒメテントウの仲間だろうと、おっちーさんの相棒さんよりご教示いただきました。
いつもありがとうございます!  アーカイブに成虫もあったので一応アップしてきます。

                        白い幼虫3s
でもミノウミウシみたいで、ダイビング時代を思いださせてくれたので、ちょっと撮ってみた。。。
            白い幼虫s

                    成虫
                        sコクロヒメテントウ (2)



ではでは。。。。。。や

先日、観察会などでお世話になっている花虫先生が67歳と言う、少し早すぎるのかなという年齢で旅立たれました。
しかしあの方の人格より、90,100年にも増す、とても内容のある67年間を過ごされたと思います。
天国でもご活躍されている事と期待しつつ、お悔やみ申し上げます。

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[ 2017/08/29 12:04 ] 未分類 | TB(0) | CM(3)

パイロンとは、、、やるね~!

今日テレビを見ていたら、テロ関連でスペインから中継をしていた。
現地リポーターがオードリーの春日に似ていて、だが名前は若林と言うらしく
見ていて、な~んか変な気分になってしまった。。。

ま、この話はいいとして、、、最近は昼間に時間がなかなかとれず緑地にも行けていない。
時間があいた夜などは図鑑などを見て、気を紛らわせているが
しかし、その図鑑も見ていると、やはり現地に行きたくなり、すぐに熱くなってしまう自分がそこにいる。
これはある意味、、、     図鑑即熱か。。。            すんません、ネタみたいで。。。

ま、この話はさらにいいとして、、、昨日ようやく時間がとれ、さあどうしようかと。。。
今後もちょっと忙しそうだな。。。→ 今シーズン最後の遠征でも行くか。。。→ 現地の天気をチェック。終日曇。よし!→
夜中の3時に寝ずの出発。→現地8時到着、数回シャッターを切るとアスファルトに水滴が浸み込む。まさかの雨。→
あがる事を祈って林道へ。→ 祈り届かず本降り。→ 帰宅決断も睡魔に負け仮眠。 → 一般道走行中、雨が上がる。勝沼あたり。
→ペンション行き決断。→ 峠入口到着するも既に15:00→ 峠道途中でパチ、ペンションでパチパチ、そして20号に17:00→
帰路、一般道大月先渋滞→ 勝負!大月より高速。→ 大敗! 渋滞19キロ。→ The End...

そんな残念な遠征で撮った昆虫達ですが、、、どぞ。。。


一年前に初見で撮っていたんだけど、あまり綺麗な個体ではなく、今回撮り直しが出来てラッキー! フタモンカスミカメ。
フタモンカスミカメs


何と!ドロハマキチョッキリ。 お盆過ぎに出会うとは、、、 なんかうれしい。。。
            ドロハマs
なんと移動5時間の長野ではこの2枚のアップのみ。  トホホです。

大菩薩、やはりカメムシスタート。  色彩変異?  ってか変異途中? 痣!?  
こうなると同定も難しくなってくる、、、ま、こうならなくても同定出来ないかもだけどね。。。   エゾアオカメムシあたり?

                        カメムシ?s


一瞬、『おっ、カマキリモドキ系!』 とか思っちゃったけど、、、ざんね~ん! ウスモンヒロバカゲロウ。
            ウスモンヒロバカゲロウ合


カメムシ、特に幼虫は集団でいるところをよく目にする。 いろいろ説があるらしいが、ミドリの葉っぱの上でこの色だと
あまりにも目立ち過ぎだろう、、、ちょっとは考えろよ! なんて思ったら、、、

                        カメムシ幼虫s

考えているカメムシ達にも遭遇できた。  パイロンとは、、、やるね~! 
            カメムシ幼虫2s


ペンションの材置き場で、既知種なんだけど、、、と思いながらもパチパチ。。。
フタスジハナカミキリs  マルガタハナカミキリs

                                   アカハナカミキリs
                                               花(二条+丸型+赤)×天牛


しっかりアカトンボしていたミヤマアカネ。
ミヤマアカネs


富士山以外で見るのは初めて、、、でも新鮮な気持ちには。。。  ゴメンよクロカレキ!
                        クロカレキゾウムシs


オニグルミの樹ではツノアオカメムシが交尾をしていた。
            ツノアオカメムシs
相変わらずへなちょこマクロのライティングは難しい。  ちとオーバー、、、  ってか、だいぶ。。。
                        ツノアオカメムシ2s

これはアンダー。  だけど色が綺麗に出たから、オイラ的には大満足!  やっぱ自分で楽しめる事が一番だよ!!
ツノアオカメムシ3s



最後は、、、朝刊などに目を通していると投稿写真などを目にする事があるが
       よくその寸評などで『子供達の表情がイキイキしていていいですね』とか、
       『ワンちゃんの表情をうまく引き出せていますね』などとコメントされているが
       表情?  確かに大事だが、、、昆虫の場合は変に表情があると
       普通のそれとはちょっと違った雰囲気になってしまうなと、感じるオイラだった。。。  特にアカスジシロコケガの場合。。。

            アカスジシロコケガ♂s

ではでは。。。。。。や



[ 2017/08/20 00:34 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

 ヒロシ。

この日は、いつものごとくの美女谷スタートはサウザングッドから。
先日イッシキキモンカミキリを見つけたクワの葉をチェックすると、、、ドデン。 クワカミキリだ。
眼をマクロにして探虫していて、大型甲虫が目に入ると一瞬戸惑ってしまう。

何気にクワカミキリは、過去に木穴から顔を覗かしている写真しかアップできていなかった。
ある意味プチ初見だ。。。


                        クワカミキリs
いかつい顔に似合わず臆病なクワカミキリ、枝にいたところを撮っていたらポロリと下草に落ちていった。
結局、去年と同じ顔アップの写真になってしまった。。。
            クワ顔s


ヒメコブオトシブミ。 撮影しながらゾウムシ系は久しぶりのアップになるなぁ、と思い
どれくらいぶりなんだろうと、帰宅後過去のアーティクルを調べてみると
前回こそアップしていなかったが、その前以降は毎回のようにゾウムシ系はアップされていた。。。
オイラの記憶は一体どうなってるんだ??

ヒメコブオトシブミs

そっかー、ゾウムシ系ではなくヒメコブオトシブミが久しぶりなのかと調べてみると
先月普通にアップしていた。。。   オイラはそんなにゾウムシを欲していたのか?

            ヒメコブs


場所を大地沢にかえての午後スタート。
最近あまり足を踏み入れていない谷戸側に行ってみると、葉っぱの上にひと目でわかるヨコバイの姿が。
ヨモギシロテンヨコバイ。 撮ってみたかった翅を閉じた状態、名前の由来にもなっているシロテン姿を撮影できた。

                                   ヨモギシロテンヨコバイs
個体数も1匹だけではなく4∼5匹いたので、おとなしい個体を選んでへなちょこマクロでも撮影出来た。
            ヨモギシロテンs

基本的に日本国内の昆虫で十分楽しんでいるが、時おり海外の昆虫を見るとスゲーなぁ、、、と色や形に感心してしまう。
このヨコバイは、海外から見た目では感動を与えられているのだろうか、、、  ちと無理があるか。。。
    
ヨモギシロs


これまたスタイルが特徴的なウシカメムシの幼虫。  成虫はよく見ていたのだが幼虫にお目にかかれず、見たいと思っていた。
他の虫屋さんの意見を聞くと、意外に幼虫の方が好きと言う意見が多いウシカメムシだ。
  
            ウシカメムシ若s


谷戸を少し奥に入ると、タラノキが数本植えてあり、古めの株にはしっかりセンノキカミキリがついていた。
                                   センノキカミキリs

喜びはイマイチだが、とりあえず初見種ゲット!  これで347種めだ!                 うっそ~~~!まだ200もいってねぇ。
                        センノキスケバs


谷戸をサクッと流し、次はトンボ池に行ってみる。
以前ここで会った方が、『今年はオオルリボシがが全然いない』と嘆いていた。  確かにそうだ。 オイラも1匹見ただけだ。
しかしオイラは、ルリボシ以上にハンミョウが激減している事が気になってしまう。
ハンミョウは前方に飛んで逃げる為、数が多く感じるが、それを差し引いても20∼30は余裕でいたのではないかと言う去年に比べ、
この夏は2匹しか確認できていない。  ホント昆虫の世界はオモロムズカシイ。

そんな事を考えながら、しっかり草を刈られた池縁を歩いていると、、、オオルリボシ発見!  産卵中のようだ。
あれ、ちょっとおかしい?  以前見たような鮮やかさが感じられなかったのだ。

            ヤブs

調べてみると、どうやらオオルリボシではなくヤブヤンマのようだ。
ヤブヤンマs

せっかくなのでドラゴンバックも頂いておくことに。。。
                        ヤブバック2s
また数年後新しい世代に会えるといいのだが、、、産卵中だからという訳ではないが『マタニティ~!』と、オイラはその場を去った。


最後は、、、   ヒロシ。 ( ゆたかさん風 )
            ヒロシ!s

ではでは。。。。。。や
[ 2017/08/16 13:46 ] 未分類 | TB(0) | CM(4)

サブちゃんの“まつり”

先日Mさんより、未見種であるカノコサビカミキリの情報を頂いていたのだが
時間が作れず、すぐには行けなかった。
意外に昆虫の情報は鮮度が大切で、5日後にはもういなくなっているというパターンが多々ある。
最初の目撃情報から10日ほど経っているが、果たしてどうだろう。。。
ただカノコサビの場合、“カラスウリ”と言う顕著なランドマークがある。
まずは現地に行かなければ始まらない。と、時間が出来たので、さっそく出かけてきた。

現地に到着し、ある事に気が付いた。。。  情報を曖昧にしか頭に入れてなかった。
確かこのあたり、、、でも左側って書いていたような。。。
公園のエントランス付近に人が踏み入った痕跡が確かあるはず、、、
茂みに入っていくが、蚊の猛攻で早々にギブアップしてしまった。
バイクにまたがり来た道を帰ることにした時、それらしいポイントがあったが気持ちが切れていたのでスルー。。。

そのまま美女谷に向かったが、サウザングッドでトホシカメムシを撮影していたらポツリ、ポツリと降ってきた。
いわゆる山間部のにわか雨なのか。。。  山側は黒い雲、街の方はわずかだが青空も見える。

  
            トホシカメムシs


迷うことなく、美女谷を後にして町側の大地沢に向かう。
大地沢に着いたが、まだ天気が怪しい。。。  さらに自宅方面に向かう事にした。
帰り道沿いにある、さっきのカノコサビポイントに着くころには青空が広がっていので
これは昆虫の神の導きかと、再度探虫する事にした。
まず、さっきスルーしたポイントを見てみると、、、
お~~~、愛しのカノコちゃん! じ~~~っとしている。 最高の被写体だ。


            カノコサビs

特徴でもある、短い触角とエリトラの模様。
                                  カノコサビカミキリs

エリトラの質感は見る人が見れば、気持ち悪い。。。でも見る人が見れば、カッコイイ! という事になるのだろう。
カノコs
Mさん情報ありがとうございました。

緑地にはアシグロツユムシが目立っていたので、アシグロツユムシコレクションをしてみた。
アンダーになってしまったが、オイラ的には一番下の大きな写真がお気に入りだ。

            アシグロツユムシs
アシグロs  アシグロ2s  アシグロ?s


アシグロツユムシ (2)s


雨を懸念してでの早めの帰宅。  何気なしに庭のオミナエシを見ると、、、
おっ、やっぱきた!  ルリモンハナバチだ!

            ルリモンs

花虫さんの掲示板で、S15さんが家のそばでオミナエシにくるルリモンを投稿していたので
もしかしたら我が家にも! って思っていたのだ!  今年の庭は豊作だ。  サブちゃんの“まつり”でも歌いたくなる。

ルリモンハナバチs



最後は、、、綺麗な幼虫を見つけた。たぶんチョウの幼虫だろうと、数カット。
        かなりの美麗種ではないだろうか。  帰宅後同定を楽しんでいると、、、イラガ。。。 と。
        しかもトゲトゲには毒もあるらしい。  『綺麗な物にはトゲがある。』よくあるセリフを思い浮かべていた。

                        幼虫s

ではでは。。。。。。や
[ 2017/08/15 02:07 ] 未分類 | TB(0) | CM(4)

ダメだコリャ。。。

ここ最近は、天気もイマイチパッとせず
それ以上に時間が無く、ガッツリ遠征という訳にはいかなくなっている。
いいとこ美女谷止まりだ。 しかもその美女谷ではうまく探虫できず
すぐに大地沢まで戻ってくるなどと迷走中のオイラだ。
アップするほどの写真ではないが、せっかく撮ったので的なスタンスで。。。

ギンヤンマ。  飛翔を狙うもボケボケボケ、、、ダメだコリャ。。。

   そんな時は産卵シーンになる訳で、、、        ギンヤンマs


おっ、コトハツのオニヤンマか?
近づいて見てみると“コ”がついていた。 でも綺麗な個体なのでそこまでテンションが下がることなく撮影できた。
翅の縁の黄色いラインが印象的だった。

                        コオニヤンs
久しぶりにいってみるか~~~ ドラゴンバック!
                        コオニヤンマs



けっこうな数がいたと思うんだけど、ショウジョウトンボ♀でいいのかな?
ショウジョウトンボs


キイトトンボ2017を撮りたいと思っていたんだけど、やっと会えたと思ったら、すぐにどっかに行っちった。。。
今年はもう終わりかな。。。

            キイロイトトンボs



  トガリシロオビs これも一瞬初見かと、、、お恥ずかし。。。 トガリシロオビカミキリ


ゾウムシはツヤケシヒメゾウムシ。
            ツヤケシヒメゾウムシs
体は妙なデコボコ感。  甲虫としては珍しいのかな?
                        ツヤケシヒメs


花が咲いているところにこれ系のハチがいるとついつい注目しちゃうんだよね。 スズバチやトックリバチじゃないかな~って。
そう、そうすればあの青い宝石も近くにいるんじゃないかなって勝手に思い込んでいるオイラ。


            ヤマジガバチs


この前は羽化直の綺麗なエゾゼミを見る事が出来たけど、今回はエゾハルゼミヒグラシが如何にもな、もっともらしい所にとまっていた。
いつもいつもすみませ~ん。  あざ~~~すっ!
                        エゾハルゼミ♀s



最後は、、、カミキリを見つけ撮影しモニター確認。  何だこりゃー、毛深い。。。  たぶん初見だ!
        同定を楽しみに帰宅。   カタシロゴマフカミキリ。。。 3年前に撮影済み。  あれ、こんなんだったっけ?

            カタシロゴマフカミキリs
こんなのが多いんだよな、、、オイラ。。。

ではでは。。。。。。や
[ 2017/08/13 00:07 ] 未分類 | TB(0) | CM(1)

来年は7、再来年は8、今年は7だった。

まだまだ暑いっすね~。。。


                                   残暑見舞い8-7~


ではでは。。。。。。や

[ 2017/08/10 00:09 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

タブー

近場で済ませようとヨコバイ天国へ。
植え込みの縁をイトトンボがフラフラ~、フラフラ~、、、オオアオイトトンボみたいだ。
アオイトトンボは夏場は暗い林の中で過ごすと言うがオオアオイトトンボも同じなのだろうか?
するとここは暗い林の中と言う事になるのか??  
などと、どうでもいい事を考えながら撮ってしまったオオアオイトは、何のひねりもなく普通に草にいるイトトンボだ。
自宅で画像整理をしている時に初めて気がついたりする。 これじゃいかんのだよ、、、何か工夫を。。。
自宅に帰った今では時すでに遅し、、、いや待てよ、そうでもないかな??


                        オオアオイトトンボs

子供の頃、昆虫にイタズラをしていたけど、大人になった今、動物にイタズラするのはちょっと危ない人だ。。
でも画像ならダイジョブかなと、普通に草にいるイトトンボの雰囲気を変えてみた。

            アオイトカット - コピーs
う~~~ん、、、どうなの???
見せ方を工夫したと言うより、ただ単に奇を衒った結果になってしまった。


やっぱ、普通でいいや。。。
オオアオイトトンボ2s


新しい撮り方、新しい見せ方も大事だけど、自分の中のトラディショナルってのも大事なのかな、、、
と、軽く予防線を張りながらへなちょこマクロのウラナミシジミを上げてみる。。。

           ウラナミシジミs


おっ、これは普通種ながら、あまりウェブ上では見ないハキナガミズアブだ。  安心の普通撮り。。。
           ハキナガミズアブs

メロディを文字で表現する事って、意外に難しい。  あとでメロディを聞いて、なぞってみると納得できることが多いけど、、、
例えば、これなんかわかるかな?   ワ~~~ プァプァプァッ パララ~~~、 プア~~プァプァプァッパララ~・・・

                                   ハキナガs

     答えは40年以上前のヒット曲?  dd.jpg   加トちゃんのタブーでした。。。

                                                    チョットだけよ
ハキナガミズアブ2s


材のまわりの雑草に見慣れぬハチが。  黒いボディに、頭や脚が黄色くスタイリッシュだ。
どうやらベッコウクモバチのようだ。  好きなハチリストが一種増えたな。。。

            ベッコウクモバチs


最後は、、、サムライマメゾウムシ。 ハムシのようなゾウムシのような、微妙な存在だ。
        存在も微妙なら、翅の模様はさらに微妙だ。    ナスカの地上絵か?

                        サムライマメゾウムシs



ではでは。。。。。。や
[ 2017/08/09 03:44 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

冬虫夏草も奥が深い。。。

このところ上手く時間がとれず、ドタバタジタバタとしているオイラ。
そんな時は、故きを温ねて新しきを知ると言うのもいいもんだと、
最近では美女谷、名もなき林道などに心奪われ
敷居が高くなってしまっている寺家に行ってみる事にした。

やはり地元だと初見種は見込めないので、撮り方などを工夫するしかない。
さてどうするか、、、真っ先に思いついたのが“真夏の樹皮ペロ”だ。
もしや、未だ出会わぬ新しい世界が広がっているかも、、、だ。

なぜかちょっとビビリながら、、、    ペロ。。。   『おっ!』
なんとそこには、、、真冬には動きが緩慢であったメダカチビカワゴミムシが、ただせわしく動いているだけであった。
あと、小っちゃなゲジゲジみたいなのとダンゴ虫。  見るんじゃなかった、、、  新しい世界には違いないけど。。。



            メダカチビカワゴミムシs

あと、こんなのもいた。  アルファルファタコゾウムシ?   なんでここに? そしてなぜ今???
                       アルファルファタコゾウムシs


ミヤマアカネ。  アカネ類の中でも一線を画した存在で、いればやはり撮ってしまう1匹。   もう少し工夫が欲しいな。。。
            ミヤマアカs


寺家には白髪の長髪で“仙人”の異名をとる、キノコ撮りに精通した方が通っている。
ちょうど向こうからその仙人がやってきた。 ちょっと挨拶をし寺家談義を交わしていると
キノコ撮りの合間にウンカを見つけたらしく『ウンカは撮るの?』との質問、『もちろん』と、さっそく案内をして頂いた。
いかにもキノコがありそうな暗い茂みに入っていく。 
仙人は『確かこの辺だったかな?』と、すぐに葉裏のウンカを見つけ出す。
一度見つけたところでも意外に再度見つけるという事は難しい事だ。
   
                        シリアカs
この写真でわかるだろうか? 尻が少し赤くなっている。  そのまんまのシリアカハネナガウンカだ。            Oさんお先っす!
            シリアカハネs

美麗種のアヤヘリハネナガウンカに及ばないまでも中々いい色を出している。
シリアカハネ2s


お礼を言って別れると、またしてもウンカの登場だ。 アカハネナガウンカ。
この時季には撮っておきたい綺麗なウンカだ。 いつもススキの裏を探して撮るのだが
今回は撮ってくださいと言わんばかりの葉上ウェーティング!  出来た子だ。。。

            アカハネナガウンカs


普通種だが寺家にもそこそこカミキリがいるもんで、、、ヤハズカミキリ。
ヤハズカミキリs  ヤハズs



最後は、、、ウンカを撮っていると、珍しい冬虫夏草があるけど撮ってみるかと仙人に尋ねられ
        “珍しい”のフレーズが大好物のオイラは、ハイハイと着いていき、撮影してみた。
        暗所でのストロボ撮影の為、アカ被りしてしまったが、かなり貴重な冬虫夏草らしい。 
        名前はツクツクボウシセミタケ。話によると不完全世代(奥のカリフラワー見たいなやつ)のツクツクボウシタケ
        比較的多く見られるが手前の完全世代のツクツクボウシセミタケは、ごく稀らしく
        去年は長野から専門家が撮影に来たらしい。
  
            ツクツクホウシセミタケs
これはそほど珍しくもないが蜘蛛から出た冬虫夏草。  ちょっと綺麗だ。
                        冬虫夏草s
冬虫夏草も奥が深い。。。


ではでは。。。。。。や
[ 2017/08/07 03:34 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

ライオンみてぇだ。。。

先日のウリ坊林道の続きで。。。

オイラには見た瞬間に『おぉ~っ』って、つい言ってしまう昆虫がいて
例えばこのツノアオカメムシがそうだった。
初見という事もあるのだが、それ以上にその昆虫の持っている雰囲気で、声を発してしまう。

            アオツノカメムシs
マットメタリックグリーンが雰囲気の大半を占めているのか。
                                   アオツノカメムシ2s


林道に行くと、やはり変わった甲虫に出会える事も多く、今回お初の出会いはマルヒゲナガハナノミ。
このヒゲは、何よりもの特徴だろう。

                       マルヒゲナガハナノミs

そのヒゲを丹念に手入れする仕草は、職人を彷彿させた。
マルヒゲナガハナノミ2s  マルヒゲナガs  マルヒs


ゾウムシ系のちょい美麗種対決。(オトシブミの審判付き)
ナラルリチョッキリs  シラホシヒメゾウムシs

                        キイロクビナガオトシブミs
以前で言うキイロクビナガオトシブミも十分ちょい美麗種になっている所が
新日のロンTを着て格下のレフェリングするアントニオ猪木に見えるのは、オイラだけだろう。。。



数少ない花には目ぼしいカミキリは見当たらず、そのかわりに夏なのに厚着なコマルハナバチが来ていた。
            コマルハナバチs

ハチってより、ライオンみてぇだ。。。
コマルハナバチ2s


ルリボシの材置き場で見失ったクモゾウムシとは別の小型のクモゾウムシの仲間。
模様がわかり易いからすぐに同定できると思ったけど、、、ゾウムシ同定はアマくはなかった。

                        クモゾウムシの仲間s

掟破りの4脚発進!
            クモゾウs



最後は、、、そうそう、コイツのおかげで大型クモゾウをロストし、キモン系もロスト、、の不幸の源なのだ。
        でも一番悪いのはオイラだけどね。。。 ルリボシも『オレ知らね!』と涼しい顔だ。。。

クサルリ3s
この後飛び立ったルリボシだが、なぜかまた違う葉っぱの上に着地していた。  葉っぱ好き?

ではでは。。。。。。や
[ 2017/08/06 10:19 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

“初見の隠し玉”

先日は久しぶりに林道へ。
いつものごとく、あてもなくジロジロと。。。
よさげな立ち枯れを林道の谷側に見つけ
危なくなさそうだったので、ちょっと降りてみる事に。

よくあるパターンで、雰囲気はあるんだけど昆虫はゼロってやつだった。
仕方なく通った所を登って林道に戻ると、ちょうど林道が目線にに来た時だ、、、何かが横切った。
昆虫ではない、動物だ。。。  一瞬見失ったが、林道に登り切った時にはまだわずか前方を走っていた。
30㎝弱の体長は幼獣なのか、、、走る姿はお世辞にも早いと言えるほどではない。
そして谷側に逃げることなく、なぜか林道を一直線に走って行った。  一体何者だ。。。

            ウリ坊s

ようやく姿を捉える事が出来た。  ウリ坊、イノシシの子供だ。どうりで林道をまっしぐらに走って行くわけだ。。。
初めて見たウリ坊、何とも愛くるしい。 これがあの成獣になるとは思えなかった。。。

ウリ坊2s


そんなドタバタで始まった今回の林道撮行だが、初見のカミキリもしっかりゲット。  クモガタケシカミキリ。
            クモガタケシ2s
初見はうれしいけど、茶色じゃなくて明るい色が見たかった。。。
                        クモガタケシs


今度は葉っぱの裏に昆虫が、、、ヨコバイっぽい。。。  パッとせずもとりあえずパチリンコ。
忘れていた、、、  ヨコバイの写真うつりのいい事を。。。

シロズオオヨコバイs

シロズオオヨコバイの淡色型かな。  久しぶりにヨコバイもいいなと感じる事が出来た。
                        シロズオオヨコバイ2s


これも初見だと思うんだけど、、、って、同定も出来ていないのに初見かどうかわかるはずがないか。。。
ホオノキトゲバカミキリだと初見なんだけどな。。。

itaさんありがとうございまうす。ニセビロウドカミキリのようです。 これも初見だ、ラッキ。
ホオノキトゲバカミキリs

  これだけ大きくしてもオイラにはわからなかった   ホオノキ?s


これはさすがにわかった! フタモンアラゲカミキリ。  初見だ!                    でも茶色い。。。
                        フタモンアラゲカミキリs (2)

こういうのは“初見の隠し玉”でとっておきたかったなぁ。。。
フタモンアラゲs


最近ヒゲナガゾウムシを見つけるとスネアカパターンが多々。   ハァ~~~ア、、、と思いながらもアップ。。。
                        スネアカヒゲナガゾウムシs
 

林道を下り普通の国道へ。  キャンプ用の材置き場があったので、覗いてみるとなかなかいい感じ。
ルリボシがけっこういる。  材の上ではなく、撮りたかった葉っぱの上にいてくれたので撮影する事に。
不安定な材の上、ポジションを確認していると見た事のない大きめなクモゾウムシが、、、
いい感じの葉上ルリか?初見の大型クモゾウか? どっちだ、、、  悩む。。。
苦渋のルリ選択。 カメラをふろうとすると、今度は別のカミキリが材に絡む葉っぱの上にランディング。  
正面を向いているがエリトラが見えない。  何だ?  顔はトホシカミキリ族だ。  シラホシか、、、
とりあえずルリボシに専念。  撮影後クモゾウへ。  いない、、、ロストだ。
トホシ系カミキリは、、、いた!  エリトラを確認すると、なんと初見種のキモンかカスガキモンだ!
テンションが一気に上がる。  
これは捕獲して撮影だ。  手持ちのタッパで捕獲!。  したはずが、、、  マジックのようにタッパの中は空だった。。。
テンションが一気に下がる。  こういう時は、上げ幅より下げ幅の方が断然デカいという事を久しぶりに体感した。。。
喪失感にかられながら撮ったニイジマトラカミキリ。  何となく写真も寂しげだ。

            ニイジマトラカミキリs




最後は、、、ムツボシタマムシ。  何回もアップしているけど、なんか光沢具合がよかったので、、、
        って言うか、ムツボシの光沢は角度や明るさによるものだけなのだろうか?
       微妙にミドリが強い個体がいたりで、、、まあ、楽しめるからいいんだけどね。。。

ムツボs

ではでは。。。。。。や
[ 2017/08/03 12:05 ] 未分類 | TB(0) | CM(8)