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キラキラ


            高級魚s
今日は虫撮りではなく、この時期恒例の真鯛釣りに出かけてきた。
が、いきなりの白黒写真。 写真と言うものは撮り手の気持ちが現れるもので、、、
そんな白黒になった今日の釣行記。。。

今回選んだ釣り宿は、去年ガッツリ楽しませて頂いた久里浜の“五郎丸”に以前か決めていた。
柳の下のドジョウ、、、なんてことを言うが、はたして海面の下の真鯛はどうなのか。。。
去年は52㎝2.2Kを頭に48cm・48cm・43cm・・・とマダイを計6尾ゲット出来たが
やはり高級魚、今年はそう簡単に釣らせてもらえないだろう。 そんな事を考えながら現地へと車を走らせた。
釣り宿に着き、受付を済ませ船に乗り込む。 釣り客はオイラを含め2名だけだ。
去年と同じだ。 もちろん去年と同じ場所に釣り座をとった。
時間通りに船は港を出て、ポイントに向かう。  
今日は北風だけど、南西だったら船は出せねぇなー、と船頭は言っていたが
確かに時化とまでいかないが海はかなり荒れ模様だ。 何より風がすこぶる冷たい。
船釣りが好きなくせに船酔いをしやすいヘタレなオイラは、余計な事は考えず、釣りに集中する事を心掛けた。
何回か仕掛けを放り込んでいるうちに、竿先が微妙な動きをした。 ん、魚のアタリかな?
とりあえず電動リールで巻き上げてみると、15㎝ほどのクラカケトラギスがかかっていた。 微妙だ。。。
保険として一応クーラーに放り込む。
それからどのくらい経ってからだろうか、竿先に明らかなアタリがあった。
慎重にリールを巻き上げる。  重い。 
巻き上げている途中、魚の動きが針から糸、糸から竿、竿からオイラの手元にグググッ、ググッと伝わってくる。
たぶんマダイだろう。  この重さから行くと、サイズも良さそうだ。
電動リールのメートル表示が“5”になり、オイラは竿を置き糸を手繰った。
見えた! 赤い魚体、本命だ。  タモで掬って取り込んだ。   が、思っていたより、かなり小さい。
そうか、船頭に潮が速いからオモリを増やせと言われ、オモリを増やしていたんだ。。。  どおりで重い訳だ。
リリースぎりぎりサイズだった。 しかし小さいながら本命ゲットでさあこれからだ! と思っていた。。。
だが本命ゲットも後が続かず、アタリも全くなくなった。      これからが白黒写真のストーリが始まりだ。
徐々に集中力が切れてきて、北風の強さを感じていた。 寒い。 まさか9月の下旬にこの寒さとは。。。
その寒さから来たのか、今度は船酔いの予感が、、、その後、そう時間もかからずパーフェクトな船酔い状態におちいった。
船酔いした時は、釣り座に座った状態だと揺れを強く感じるので、船底に行って着衣を緩めあお向けになるのが一番いい。
仕掛けをいったん取り込み、フラフラになりながら船尾の船底に向かい、そこで驚愕の事実を知ったオイラだった。
船底が、船底がな、な、な、ない。。。 乗合船の1割程度か稀に小さい船体は船底が無い場合がある。
前回は船酔いしなかったので、船底まではチェックしていなかった。 
一瞬どうしていいかわからなくなったが、釣り座であお向けになる事にした。
少し経つとあお向けになっているせいか、気持ち悪さが和らいできた。 
が、その反面北風の冷たさを感じるようになり、これがまたハンパない。 ここ数年で一番の南極感だ。。。
このままでは船酔いどころか風邪をひいてしまう。 風を避けられるところが1か所だけある。操船室の後ろ側だ。
が、そこではあお向けになる事が出来ず、座っていなければいけない。 でもこの寒さはさすがにヤバい。
またフラフラと操船室の後ろ側に回り、体育座りをする。 数分もしないうちに、また船酔いの気持ち悪さが復活してきた。
気持ち悪い。。。出来たらキラキラは避けたい。  まじヤバい。。。 お酒に酔った時のキラキラは多少楽になったりするが
船酔いの時のキラキラは原因がなくなる訳じゃないから、ある意味キラキラ損だという事をオイラは知っている。 
あ~、また南極に戻らなければ、、、仕方なくまた釣り座であお向けになる事にした。
しかしこの仰向けも船がかなり揺れているので、落ちないように力んでいなければいけないのは、けっこう辛いものだった。
そうこうしている内にようやく帰港時間になり船頭が“お客さん、道具しまっちまいなぁ”と言ってきた。
これは船酔いした者しかわからないが、そんな状態の時は全ての行動が苦痛に満ちている。 
道具の片づけなんて、最たるものだ。 が、帰港後すぐに船体清掃をする船長の事を考えると、『後で』とは言えず
最後の気力を振り絞り、キラキラをおさえつつ片づけをし港に着いた頃は
年末に頭にネクタイを巻いた酔っ払いサラリーマンのように、フラフラになりなが自分の車に向かっていた。
そのまま運転するのも危ないので、少し車で休んでから帰宅した。 
帰宅後あらためてタイを見る。  去年の2.2Kに対し今回は384gだ。  あんな辛い思いをして384gはあんまりだ。。。
写真も白黒になっちゃうよ。。。      


今回は違った意味でも高級魚となってしまった384g君。
ホントはブログにするものやめようかと思ったけど、ネタにでもしておかないと、元もとれないって感じ。。。
これが今日のツマミ。

                        おかず1s


なんだかんだ言って、酒は飲んでしまうオイラ。今日はオイラのおすすめ日本酒、富山県の満寿泉で一杯。
気分とは裏腹に金箔を入れてみた。

            美味い酒s


そして今日のツマミPART2   そう、船で食べようと買っていた昼ごはん。 船酔いってのはこんなとこまで尾を引くねぇ~。。。
                        おかず2s
これに懲りず来月も釣レポするぜ!!

最後は、、、無しよ。。。



ではでは。。。。。。や
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[ 2018/09/27 10:09 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

あ~、もう少し丁寧に撮っておけば・・・

お彼岸を前に、見られる昆虫達も徐々に減ってきた。
この時期に遠征に行っても仕方がないので、美女谷あたりが適当だ。
と、言っても先週行ったばかりなので、この日はさらに手前の大地沢に直行した。
ヒメカマキリが撮影出来たらいいな、という淡い期待を抱きながら
以前見つけたポイントに行ってみたが、ヒメカマキリどころか他の昆虫も見つからずノーシャッタ―で
大地沢内でポイントを移動する事になった。
カマキリがダメならトンボ!  ルリボシヤンマだ。
ここ数回は目撃できているので、おそらくいてくれるだろう。

お~、いたいた!

            ルリボシヤs


目が悪くなったせいか、飛んでいるトンボでは全く綺麗だとは思えず
写真で撮って初めて綺麗だなと思える。  
これは水中写真と同じ感じだ。
水中写真では目の良し悪しは関係ないが、例えば小さなカクレエビを撮ろうとしても
水中では予想以上に光量が届かない為、赤いものは茶色く見えてしまったりする。
デジタルが普及していなかった当時は、現像に出して初めて宝石を纏ったカクレエビを見る事が出来る。
そして『あ~、もう少し丁寧に撮っておけば・・・』と毎回思っていた。
でもこのセリフは、デジタルが普及した今でも相変わらずだ。。。


ルリボシヤンマs


右や左に旋回する航空機は非常に恰好がいいものだ。 でもトンボはそうでもないみたいだ。。。
いや違う、今自分で文章を打ちながら気が付いた。 トンボが恰好が悪いのではなく、オイラの撮り方の問題だ、と。
            ルリボs

『あ~、もう少し丁寧に撮っておけば・・・』


結局トンボしか撮る事が出来ず、大地沢を後にする事に、、、
さあ、どうするか。。。  そうだ、今日はトンボの日にするか!
地元に戻り、アオイトトンボのポイントに行く事にした。
期待を裏切らず、しっかりウェルカムな感じだった。

            アs


今年はかなりの個体数だ。 酷暑でほとんど見る事が出来なかった昆虫がいたり
逆に酷暑で大量発生につながったりで、ホント昆虫界もいろいろある。。。

アオイ3s


  “普通の人は、こんな綺麗な昆虫がにいるなんて知らないんだろうなぁ。。。”   昆虫を撮影しながら時おり思う事。
            アオイトトンボs

オオアオイトも顔を見せていた。 へなちょこマクロでも一発パチリンコ!
                        オオアオイトs


やっぱりトンボと言えば、、、赤トンボ。
赤とんぼs  赤とんぼ2s



最後は、、、お彼岸なので、曼珠沙華。。。
            ヒガンs

ではでは。。。。。。や
[ 2018/09/21 11:29 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

苧麻天牛

先日の水曜日は久しぶりに美女谷へ行ってきた。
もちろん最初に立ち寄ったのが、サウザングッドの庭だ。
ここではいつもいい思いをさせてもらって
しかし、さすがにこの時期は難しいかなと思っていたが
目の前に現れたのは、オイラの好きなタマムシの仲間だった。
名前はすぐに思い出せなかったが、以前一度だけ見た事のある“あれ”だなとすぐにわかった。

            ムネアカナカボソs


ムネアカナカボソタマムシだ。 胸赤中細玉虫。        ちょっと漢字で書いてみたくなった。。。
ムネアカs


胸赤のネーミングには違和感を感じるが、“中細”は、まさに!と言う感じだ。
                        ムネアカナカs


庭を後にして、林道へ行くとヒメコブオトシブミだ。
            ヒメコブオs

最近は、ここ美女谷でしかヒメコブオトシブミに出会っていないような気がするな。。。
                        ヒメコブオトシブミs


やはりこの時期多いのは蝶類だ。 後発組のダイミョウセセリも少しお疲れ気味か。。。
                                  ダイミョウs

見た事のないセセリだったので撮ってみたが、普通にヒメキマダラだったみたい、、、オイラらしい。。。
                        ヒメキマダラセセリs


林道を折り返してくると、側溝脇にいつ見ても嬉しいアカスジキンカメムシがいた。
オイラの好きな淡色タイプだ。

            アカキンs


いたのはちなみに、こんな環境。  なんとなく同化しているような。。。
アカスジs


これはツユクサって言うんだっけ?  何となくへなちょこマクロで撮ってみたくなって。
                        ツユクサs


道路わきのカラムシには、『お~!』と思わず声が出たラミーカミキリが。
美女谷は自然界のブラック緑地なのか、、、かなりの残業を強いられているようだ。  9月の中旬にラミーとは。

            ラミーカs

触角も欠損し、顔もやつれているように見えてくる。  この夏の酷暑を感じる苧麻天牛だった。
                        ラミーs


帰り道、大地沢によってみる。 ここに来たら探してしまうのがハンミョウ。
ここ数回来て見当たらなかったが、今日はどうにか数は少ないがら、確認できホッとした。
不思議な事に今日はいつもより飛翔距離が長く、撮りづらい。 なぜなのだろう?
そんな中、木の枝にとまったハンミョウを発見。  らしくない写真と言うのもいいかな、と撮ってみた。。。

            ハンミョウs


そばにはクロコノマチョウ。  装いが秋。  これは撮っておくべきだな。。。
                        クロコノマs


ラストはシロホシテントウで、締めくくった。  なんとなく淋しい昆虫の出だが、これもまた良し、、、かな。。。
            シロホシテントウs



最後は、、、美女谷を歩いていると、一匹のハチがBoooooon 雰囲気でオイラの好きなムモンホソアシナガバチとわかった。
       意外にフォトジェニなムモン君。 昆虫の少ないこの時期には、ぜひ撮影しておきたい。
       目で追う。  何か飛び方が変だ。 訝しさを感じながらもさらに目で追うとツタの少し奥にランディング。
       よし!撮影だ。  と、そこを覗きこむと、、、

                                          ムモンs



ヒョエ~~~~~~~~~~~ッッッッッッッッ!!!!!!
まるでヒグマと出逢ったかのごとく、視線はそらさず、ゆ~~~っくり、ゆ~~~っくり後ずさりをし、
バイクにまたがり、オイラは鈴鹿サーッキトのライダーのようにその場を離れた。。。  
恐かった。。。  アシナガバチって毒性は強くないらしいけど、痛いんだよね。。。

            ムモンホソs

ではでは。。。。。。や
[ 2018/09/17 13:21 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

東村山いっちょめ

先週は親友のT氏が社長就任という事で、昔話を交えながら祝杯を交わした。
そして今週は火曜・水曜と連休なのだが、いまひとつテンションが上がらず探虫意欲が湧いてこない。
しかしブログも2週間更新していないし、、、とりあえず地元緑地にでも足を運ぼうか。。。
と言うグダグダな感じで、バイクにまたがり緑地に向かった。
到着し、歩きはじめるとすぐに第一昆虫を発見。   だが、まるで今の自分を見ているような
やる気のなさそうなゾウムシだった。
        サビクチブトあたり?
                        サビクチブトゾウムシs


少し歩くと、『おっ!』 “いればやっぱり撮るっしょ!”的な人面アブこと、ハラキンミズアブだ。
            ハラキンs


草地をに行くと甲虫のようなものが横切った。
着地先に慎重に近づく。   はぁ~、、、おまえか。。。 甲虫なんかじゃない、カメムシだ。
でも嫌いじゃないんだよね、クモヘリさんは。。。   良さげなところにいるのを探してパチリンコ!

クモヘリカメムシs


もちろんへなちょこマクロでも!
                        クモヘリs
そうだよね~、もうカメムシの季節だよな。。。

そんな事を考えていると、次に見つかるのもカメムシなんだよね、たいてい。。。
で、カメムシでした。。。
だ~が、しかし!!  以前から見たいと思っていたヒメイトカメムシだーーー
            ヒメイトカメムシs


ピンあまなんか関係ない!でっかくしちゃったよ。  イトカメムシよりフォトジェニだよな~。
ヒメイト (2)s


そうそう、どんどん交尾して、じゃんじゃん増やせ~~~!
            ヒメイトs
いや~、久しぶりに地元緑地で盛り上がっちった。


マッチョなオトシブミは人気があるのに、なぜかマッチョなカメムシは人気がないよなぁ。。。
ルイスアシナガvsヒョウタンナガ、、、名前?  それとも赤vs黒、、、色? 単にゾウムシとカメムシって事?

                        ヒョウタンナガカメムシs


カメムシづいてる今日は、またもやカメムシ。  そして初見。 そして美麗種。  そして、、、未同定。。。
            カスミカメs


綺麗だったからヒメイトカメムシばりに興奮して撮ったんだけど、載ってないんだよねー、これが。。。
                        カスミカs


カスミカメの種類だと思うんだけど、、、もしやマダラナガカメムシ科?
カスミs


カメムシフィーバーも終わり、ハネナガウンカでもいないかなと、葉下をジロジロしていたらトリノフンダマシ。
葉裏にいたらスルーだったんだけど、クモらしく糸にぶら下がっていたから思わず撮ってしまった。。。

                        トリノフンダマシs


クズではカマキリが思いっきり威嚇していた。
しかしオイラには『わ~お、東村山いっちょめ、わ~お』   にしか見えなかった。。。
   思わず白鳥を探してしまった。
            カマキリss



最後は、、、久しぶりの緑地を楽しみながらも ちょっとした肌寒さと、咲いている花に何となく秋を感じながら家路についた。
                        turubos.jpg
ツルボ?


ではでは。。。。。。や

[ 2018/09/13 00:55 ] 未分類 | TB(0) | CM(4)