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カード爺さん

お気に入りに登録しているブログを見ていると
アカシジミ・ウラナミアカシジミがアップされ始めて来ていた。
(ってか、この記事をアップした日には、よそ様のブログは、すでにミズイロオナガのステージになっていたけどね。。。)
そっかー、そう言う時季だよね~。  と、寺家にレッツラと行ってきた。
余裕で見つかると思っていたけど、これがなかなか見つからない。
それでも昆虫街道をじっくり観察していると、、、、
オッ!こんにちは~、おひさしぶりー!とご挨拶。
アカシジミはいなかったが、カード爺さんがいた。
カード爺さんとは、、、 説明しよう!
寺家に時折訪れる、写真好きな昭和ひとけた生まれのお爺さんの事で
自分で撮影した昆虫や鳥の写真を綺麗に加工しカード状にしたものを
寺家に散策・遊びに来ている人に配りまくるのだ。
もちろんこのカード、プライスレスなんだけど、そのタダの代わりという訳ではないと思うが
ちょっと長めのお爺ちゃんのお話し付なのだ!!
ちなみに、そんなカード爺さんの名づけの親はあの花虫先生だ!  う~ん、ナイスセンス!!

やはりこの日もユキノシタやルリビタキのカードを頂いた。  もちろんお話し付で。。。
その話の中でトリアシショウマと言う花の話が出てきて、寺家に咲いていると言う。
じゃあ、行きましょうかという事で案内して頂いた。


            トリアシショウマs


次はコウホネの仲間を撮りに行くというので、じゃあ、それも!と、お供した。
途中、観察会仲間の方とお会いしたので、そのお二人を巻き込んで(お話分散)、田んぼのあぜ道へ。

                        コウホネs


花期の終わりは赤くなるらしい。 こういう写真は葉っぱも入れなくちゃいけないから、タテ位置で!!  
と、カード爺さんのレクチャー付。

                                  コウホネ2


その後、仲間とお別れし、カード爺さんとも別れ、時間もあったのでソロ探虫再開。
最初に見つかったのは、久しぶりのアカガネサルハムシだった。 いつ見ても綺麗だね~。
 
            アカガネサルハムシs


そして、裏谷戸の栗林に行くと、目的虫のアカシジミとウラナミアカシジミに出会う事が出来た。
アカシジミs  ウラナミアカシジミs




最後は、、、栗林でアカシジミと格闘していると、目立ちすぎる触角の持ち主ヒメヒゲナガカミキリがいたので
       触角が目立つようにパチリンコ!   ってか、普通過ぎだな。。。  
       そっかー、あの白い玉ボケの中におさめてみるか!  う~ん明るすぎてピント合わせがムズい。。。
       とりあえず触角にピンを持って来ればどうにかなるかな。

                        ヒメヒゲナガ普通s


、、、どうにかならなかった。。。  触角ピンだけど胴体には合ってない。  やっぱ写真は難しい。。。
            ヒメヒゲナガカミキリ2-21000800

ではでは。。。。。。や


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[ 2019/05/29 23:35 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

軟禁状態

今日のフィールドは富士山周り。
ターゲットはフタスジカタビロハナカミキリ。ヤマシャクヤクなどにつく、黄色い綺麗なカミキリだ。
ポイントは富士の樹海にわずかに陽が差し込む神秘的かつある意味危険な場所である。
実はこのポイントは2回目で、前回は花も見つけられず完敗に終わった。
今回はせめて花の咲く場所だけでも確認しておかないと
虫撮り歴5年、そして男としての矜持が失われてしまう。

登山道のような所を歩いてヤマシャクヤクの咲くポイントそばまで来た。
ここから先は、樹海だ。 リュックにぶら下げてある方位磁針をチェックしてみたが全く役に立っていない。 そんな所だ。。。
樹海に足を踏み入れ、数メートル進み後方をチェエック、それを繰り返し進んでいく。
5分程進んだ頃、オイラはある決断をした!『やっぱ、やめとこっと。。。』
オイラの野望と矜持はそのまま富士の樹海に置いてきた。
極度の緊張からか、きのうの宿泊先が悪かったのか、、、激しい腹痛を覚えた。

ちなみにここから先は、下ネタ祭になるのでお嫌いな方はご退室を。。。   ま、祭ってほどじゃないけどね。

とりあえずトイレのある所まで早く行かないと!と、車に戻り運転席のドアを開けたが
オイラの体が座る体勢になるのを拒んでいる。 『今はその姿勢になるのは危険だ!』と言われているよう。。。
オイラはドアの前で2,3分ゲリラの攻撃が弱まるのを待って、運転席に乗り込んだ。
ほんのわずか走ったところに道の駅があり、オイラは神のご加護を感じつつパーキングに車をぶち込み
目の前にあるトイレに駆け込んだ。 駆け込んだと言うより、小学生の時に地震や火災訓練の時にならったあの動きだ。
個室に入り用を足し、事なきを得たオイラは着衣を整えレバーをひねろうとした時だ
トイレ内に修学旅行の学生の様な感じの団体が入ってきた。そしてそのうちの一人が大きな声でこう言ってきた。
『おー、スゲー綺麗なトイレじゃ~ん!  でも、クッサッ(臭)!!』
ヤバい、、、レバーにかけたオイラの手はフリーズしてしまい、
今この扉を開ければ、学生達のいくつもの熱い視線、いや、ある意味冷ややかな視線を浴びる事にになるだろうと、予測していた。
個室内で軟禁状態になったオイラは、2,3分周囲のざわつきがおさまるのを待って
じゃっかんうつむき加減で扉を開け、何事も無かったように訓練時のあの動きで車に乗り込んだ。

樹海方面はオイラにとって、どうやら鬼門のようだ。 もうここでフタスジカタビロハナカミキリを探す事は無いだろう。。。
気分を変え、富士周りの林道を狙う事にした。
まずは、下ネタを払拭する意味でも綺麗な花の写真なんかを。。。



桜だという事はわかるんだけど、なんて種類なんだろう。。。
                        桜s


これは調べてみたけど、わからんかった。  とりあえず、挿し絵的な感じでご覧くださいな。。。
            サンリンソウs


林道に入る前ゴルフ場わきに数本の材が置いてあったので、一応チェック。
そこには夜間の昆虫のイメージのビャクシンカミキリが炎天下の元、せわしく動き回っていた。

                        ビャクシン2s


林道に入ると、やけに黄色地に黒が強いシロトラカミキリがいた。 まさにトラのようだった。
            シロトラカミキリs


一昨年の台風の影響だろうか、いたる所にこのような気が目立っていて、台風の恐ろしさを感じる。
ちなみに下の写真には昆虫が1匹写ってます。 お時間に余裕がある方はとぞ。。。

                                  ガサガシs


標高を上げると出会うテントウと言えば、このウンモンテントウだろう。
            ウンモンテントウ2s


そしてこの林道でしか見た事が無い、ルイステントウ。
                        ルイステントウs



ルイスと言えば、今年はルイスアシナガオトシブミに出会う事が出来なかったが
昆虫の神様は、代わりと言っちゃなんだけどと、こんないい出会いを与えてくれた。

ルイスクビナガハムシs


赤黒のストライプがいかしている初見のハムシは、ルイスクビナガハムシ。
            ルイスクビナガs


そしてうれしい出会いはもう一つ。飛んでいるところを『どうせコメツキだろ』と、チャチャッと網を振ったら、、、
ルリクワガタs



何とも言えない輝きのルリクワガタがネットインしていた。 やっぱり富士山は初見の宝庫だなぁ~。
            ルリクワガタ2s




最後は、、、天気は良かったものの富士山には雲がずっとかかっていた。
       しかし、一瞬。。。     昆虫運は悪いけど、富士山運はけっこういいオイラだ。。。
    
一瞬富士s

ではでは。。。。。。や
[ 2019/05/27 09:52 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

虹?

ちょっとカミキリの初見種貯金でもおろしに行こうかなと、山梨方面の土場まで遠征する事にした。
ちなみにターゲットは、“クリストフコトラカミキリ”と言う、ちょっとイカしたトラカミキリだ。
ターゲットポイントが土場という事もあり、午後に乗り込む算段で
午前は少し標高を上げて、どんな昆虫でもいいから初見種狙い!で、林道めぐりをする事にした。

いきなりゲットゥオ~~~!! ってか、ピドニアだから微妙だけど。  フトエリマキヒメハナカミキリ、、、で、あって欲しい。。。

            フトエリマキヒメハナカミキリs


おっ、これまた初見かなと思ったけど、どうやら既知種のようだった。 ホンドアオバホソハナカミキリ。
                        ホンドアオバホソハナカミキリs


カエデヒゲナガコバネカミキリ。 この類はエリトラの模様で同定するんだけど、、、チョイ微妙かな。。。 でもそのままなら初見だぜ!
カエデヒゲナガコバネカミキリs


カメムシなんかも撮っていた。  ってか、これはお初のアカヘリナガカメムシだ。  ラッキ。
                        アカヘリナガカメムシs



ゾウムシなんかもいた。 キアシチビアオゾウムシはミドリ系ゾウムシの中でもトップクラスの美麗種だと思う。
チビアオゾウムシs


雰囲気的にはヒゲボソゾウムシ類とコフキゾウムシの中間みたいな感じかな。
            チビアオゾウムシ2s
いい時間になってきたので、林道はこれ位でお開きにして土場へと向かう事にした。

到着。  いい感じの土場だ。  材に近づくとさっそくカミキリが目につく。
だがどれもがウルトラ普通種だ。 お尋ね虫のクリストフは見あたらない。
そんな中、普通種には変わりはないが、これなら撮っておくかぁ~的なヤツメカミキリがいた。
 
            ヤツメカミキリs


ミドリカミキリの交尾態なんかもいて、赤と緑で男女がわかり易い!  って、思ったけど、、、逆だ。。。
                        ミドリ交尾s


アカネトラカミキリ。 オイラは3回目。でもこれも一般的には“普通種”の部類に入っちゃうんだろうなぁ。
この“普通種”ってのも曖昧なものだよな。。。
初見種を同定し、種名に行きつきそこに“普通種”“一般種”何て文字があると
初見種を見つけたあの高揚感が、どっかに行っちゃうんだよね。。。

            アカネトラカミキリs


上の三種に加え、この“オヤジ”こと、ゴマフカミキリやウスイロトラ・シラケトラ・エグリトラ・キスジトラ・ホソトラ・ツヤケシハナ
ナガバヒメハナ・カラカネハナと種類は豊富だが、まるで普通種専門店のような状態だった。

                        ゴマフカミキリs


結局お目当てさんには出会うことなく、それ以外の甲虫はゾウムシなんかをポツポツと。
            ワシバナヒラタキクイゾウムシ (1)s


おっこれは初見だ! と思いワシバナキクイゾウムシと自分のブログに打ち込み検索をかけると、、、
ありゃ、あった。  ってか、『あっちゃtった』って感じだ。。。

                        ワシバナヒラタキクイゾウムシ (2)s


黒いマツコブキクイゾウムシはどうやら初見の様だ。茶色いニセマツノシラホシゾウムシは富士山麓で撮っていた。
マツコブキクイゾウムシss  ニセマツノシラホシゾウムシss


遠征してまでヨコバイを撮っているオイラ。 でもヨコバイのデザインってイカしていると思いません? ニッコウホシヨコバイ。
                        ニッコウホシヨコバイs
今回は泊まりを考えていて、車中泊でいいやと思っていたけど、予想以上の疲れを感じ
急きょ、ホテル ルートインに泊まる事にした。
手持ちのルートインパンフレットを見ると朝食付きで7200円とあり、早速℡をしてみるとフロントの男性が
『空いておりますよ。一泊7700円になります』と、  あれ7200円じゃないの?と内心思っていると
その間を感じたのか、『内バスが付いていないお部屋でしたら、4800円でご用意できますが』と、きた。
まあ、ただ寝るだけだし、大浴場はあるみたいだからそれでいいやと、その部屋をお願いし数分後にチェックインをした。
何やら隣接している別棟になるという。鍵を受け取り、キーのナンバーの部屋の扉を開け室内に入ると、、、
うっ、カビ臭い。。。  でも疲れているから、どうでもいいや~と言う気分になっていて、荷物を広げて椅子に座ってくつろいでいた。
トイレも外なので部屋を出てトイレに行き、戻ってくると、、、さっき以上にカビ臭さを感じ、気分が悪くなるレベルだった。
しかし臭いと言うものは、慣れてしまうもので、、、そのカビ臭さに慣れてきている自分にさらに気分が悪くなってしまった。
荷物を広げて今さら部屋を変えてくれとも言えず、タコ部屋で夜を過ごしたオイラだった。
具体的には言わないが、山梨県内のルートインで内バス無しの別棟を勧められたら、それは『NO!』だ。
名護のルートインは良かったんだけどねー。。。





最後は、、、林道で頭上の樹の葉に目をやると、、、おっ、あれって虹雲?
       網をカメラに持ち替えて、撮る。でもこれって虹? ネットで見た虹雲とはちょっと違うような。。。
       でも虹にしても朝から天気はいいし、本来ブリッジ型のj虹が受け皿のようになっているし。。。
       途中で途切れているが太陽の周りに丸く虹になっている感じだ。。しかも外側にもう一つ薄目に虹が見えている。
       なんか珍しいものを見ている感じがして、昆虫を見つけた時とは違った高揚感を楽しんだ。

日暈s
目的の虫には出会えなくて、ホテルも最悪だったけど、この気象現象のおかげでまあまあの一日だったと思えた。
次回は富士山麓編。

ではでは。。。。。。や

[ 2019/05/25 11:09 ] 未分類 | TB(0) | CM(1)

三井寺

今日は、トンボでも撮ろうかなと長池公園へ。
いつものように里山口にスクーターを停め、テクテクと園内を歩きはじめる。
トンボの池に向かう途中、まずは長池公園名物“手すりチェック”から始まった。
やはりここでもケムシが目立つ。 ケムシ、双翅類が多い中、やっと見つかったのが
ある意味これも長池公園名物なのかな。。。   ヒシカミキリ。

                        ヒシカミキリs


次なるターゲットは、今日の貧果を予想していたかのように、普段はあまり撮ることの無いアリグモを捉えていた。
            アリグモs


前回に続きWさんにお会いして、連日観察していると言うワモンサビカミキリを撮影させてもらった。
にしても撮影困難な場所にいたもので、、、こんな絵しか。。。

                       ワモンカミキリs


結局トンボは見つからず、転戦する事とし、次なるフィールド小山田へと移動した。
散策路にはいるとすぐに、ビビッドな小さなオレンジが撮れ撮れとアピールしてきた。 モンギンスジヒメハマキあたりかな。

            ガs



ヒゲナガハナバチは、アザミ風呂につかっていた。 肘室が二つだったからニッポンではなくシロスジヒゲナガハナバチ。
シロスジヒゲナガハナバチs


ゾウムシ。 3年前にも撮っているみたいだけど、撮っていたのはやはりここ小山田だった。 ガロアノミゾウムシ。
            ガロアノミゾウムシs


前回フチグロヤツボシカミキリがいた伐採木には、シラホシカミキリが忙しく動き回っていた。
                       シラホシカミキリss


今日のJIMMY CHOOは、アカホソアリモドキとミイデラゴミムシ。
以前ネットでミイデラゴミムシを見た時、“ミイデラ”とは、何語なんだろう言う疑問を抱いていた事を覚えている。
英語でも無さそうだし、もちろんフランス語っぽくもない。  ポルトガル語?とか思っていたが
今回の同定過程で、答えが出た。 それは日本語。  三井寺らしい。 ちょっと意外だった。 意外に思ったのはオイラだけ??

アカホソアリモドキs  ミイデラss


栗林のまわりのクワには、オーマンクワキヨコバイ。  う~ん、貧果ゆえの。。。
                        オーマンクワキヨコバイs



最後は、、、こんなシンプルな一日だったが、初見種を一種ゲット!  それはうれしいタマムシ初見種。
ハイイロチビヒラタタマムシs

ハイイロチビヒラタタマムシ。  ヒラタ感は無いけど、まっ いっか~~。
                        ヒイイロチビヒラタs


ではでは。。。。。。や

[ 2019/05/21 13:05 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

今日は昆虫無し

天気がいいなぁ、、、でも虫撮りに行く程の時間はないし。。。

そう、そんな時は“マ プチッツ バレ デュ ノール”がある。
“私の小さな庭”と言う意味のフランス語。
以前ブログでも記事にしたけど、下北沢にあった、一軒家フレンチの名前。
若い時、オイラのお気に入りの店でもあり、“勝負店”でもあった。
と、言ってもそのフレンチに行こうと言う訳ではない。
オイラが行ったのは自宅の庭だ。 そのフラ語の言葉通り、私の小さな庭だ。
猫の額ほどの小さな庭でも目を凝らしてじっくり探せば昆虫達は見つかるもので、、、
と思っていたけど、今日はなかなか見つからない。
ふぅ~、ふと目をマクロからワイドに切り替えると、庭にはこの時季らしく色々な花が咲いている。
そうか、今日は花でも撮るか!  と、庭にあるアジサイ・バラ・クローバーetc.、園芸種から山野草、蕾から咲き終わりまで
《THE 庭花!》で、まとめてみた!!


dodai1-2-5_2019051902084439b.jpg



最後は、、、いきなりのエンディング。今日は昆虫無しのオンリーフラワー!
        3回ほど前にアップした蕾の写真が開花を始めたので、特集!
       オイラの好きなユキノシタだ。  今年はよく花を付けてくれて、オイラの庭と心が華やかになった。

                                   ユキノシタs


オイラの好きな昆虫は、色彩が綺麗でカタチがオモロイやつ。  花にも同じ事を求めているようだ。。。
            ユキノシタ2s


若い頃、バックシャンと言う言葉が流行っていた。  
後ろ姿美人。  ある意味、後ろ姿だけ美人と言う意味で使われていたので、褒め言葉ではないのだが。
でもユキノシタには、褒め言葉としてバックシャンと言う言葉を贈りたくなる。

                        ユキノシタ4s


小さな花びら、シベとセットで芸術品だ。
            ユキノシタ3s


横からのショット、ストロボ光を少し工夫して撮ってみた。  そんな変わんないか。。。
ユキノシタ5s


何だか、花も笑顔だ!
            ユキノシタ8s

ではでは。。。。。。や
[ 2019/05/19 14:30 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

サンカンムシ


            落石注意s
このブログをご覧の皆様も一度は見た事があるであろう、この標識。
こんな事を話すのも恥ずかしいが、オイラはこの標識を大きく勘違いをして捉えていたのだ。
“いしいらくちゅう”と読んでいたなどと、ベタな事ではもちろんなく。。。
じゃあ、何を勘違いしていたかと言うと、、、
オイラが虫撮りを始めたのが約5年ほど前。
それ以前は、旅行・ドライブなどで時おり目にするこの標識“落石注意”を見るたびに
『落石注意って言ったって、車を運転していたら崖の上からころがってくる落石にどう注意すんの?
見えるわけないじゃん!』と、思っていたのだ。
そして虫撮りを始めて二、三年後の事。林道を車で走っている時だ、道路にリンゴ大の石が転がっているではないか
オイラは『危ねーなー!こんな石踏んだらパンクしちゃうじゃねーか!』などと内心ぼやいていると、すぐ先にまた石があった。
『まったくよー、なんかの拍子で上から落ちてきたんだろうけど、ホント危ねーなー、、、ん?  上から?  落石??』
『落石、、、注意!?』 これだ~~~!!  落石注意って上から転がってくる石に注意するんじゃなくて
上から転がってきて、路上に放置された石に注意しろって事なんだ!!  と、
50を過ぎてからようやく“落石注意”の標識の意味をわかったアホなオイラだ。

ってな事で、こんな標識がアップ出来ると言う事は、また遠征に行ってきてしまいました。  だって天気予報がいいんだもの。。。
今回はコトハツの大月方面“名も無き林道”。 一番高いところで1500mほどの林道。  ちょっと早いのかな?  と感じつつも
でも天気もピーカン予報だし、いい昆虫達と出会えるのではないかなと思っていた。
出発する時は曇り空だったが、時間が経つにつれ雲がとれ強い日差しを感じてきた。
が、がしかし、、、オイラが目指す名も無き林道だけ雲に覆われている。
ま、これも次第にとれるだろう、、、と林道に入った。
今日はとりあえず上に行き、下りながらの探虫スタイルで行こうと考えていた。
結局頂上付近に着くもガスはとれず、そればかりか気温が10℃を切っているのではないかと言う寒さで冬のようだ。
下りながら昆虫達を探すも見つからない。  そりゃそうだ、、、この寒さだもんなぁ。。。
かなり標高を落とした辺りでようやく昆虫達もポツポツと見かけるようになってきたが、、、何だか冬っぽい昆虫ばかり。。。
そんな地味チューなキャスティングですが、その日の出会いを、、、どぞ。。。


                        山がすs


この天気だ、今日はサンカンムシ(原色日本甲虫図鑑に載っている昆と言う意味らしい。)の日なんだろうなと予想していたが
そんな嬉しくない予想はよく当たるオイラ。 まずはヨツモンナガクチキ。模様があるから、まぁ撮っちゃいますか、、、って感じ。。。

                               ヨツモンナガクチキs


今度はオオキスイ。  まさにサンカンムシって感じ。
                        ミドリオオキスイs

ミドリオオキスイと言うらしいが、ミドリ?って感じ、、、でも見つけた瞬間、『おっ、綺麗!』と、率直に思った。
                  ミドリオオキスイ2s


な~んか昆虫達が冬だよね。。。色まで冬っぽい。  シロホシテントウ白個体。
            シロホシテントウ 白個体s

ベニヘリテントウ。  色は付いても冬感は拭えないよな。。。
                       ベニヘリテントウs


           
カメムシと言えば夏のイメージだけど、成虫越冬ってイメージもあるよな。   このトホシカメムシはどうなんだろう?
ってか、トホシカメムシと言えば山吹色のイメージだけだ、羽化直なのか全体的の若葉色が妙に新鮮だった。

            トホシカメムシ2s


う~ん、初夏っぽい!
トホシカメムシs


やっぱ、じみ~な展開。。。  チャモンナガカメムシ。
            チャモンナガカメムシs


見つかるゾウムシにも“華”がない。。。
                                   ホソアナアキゾウムシ2s

でもこのホソアナアキゾウムシは初見種なので、オイラの中ではハナマル印だ。
            ホソアナアキゾウムシs


またカメムシも『おっ、初めてっぽい!』 と思ったのは、たぶんスコットカメムシ。
見るからに普通のカメムシっぽいが、ミドリが綺麗なカメムシだった。

                       カメムシs


この日見つかったカミキリは、シロトラカミキリ、カラカネハナカミキリ、そしてこのコブスジサビカミキリ。  やっぱ冬な感じ。。。
            コブスジサビカミキリs


でもこのカミキリは好きなカミキリだから大歓迎!  そりゃ、パッカンも撮りますわ!!
                        コブスジPs


コブスジサビのスゴイところは、この小枝擬態。  エリトラの小枝質感もそうだけど、この折れた断面感!?
折れた小枝に折れた小枝があるみたい。。。  グレート

コブスジサビ2s




最後は、、、ホント最後の最後で見つかったベニヒラタムシのおかげで、少しは遠征に来た気分になれた。  アリガトです。
            ベニヒラタムシ2s


初夏の昆虫ってイメージはないけど、まぁこのヒラタ感を楽しませてもらった。
ベニヒラタムシs


ではでは。。。。。。や
[ 2019/05/18 10:57 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

ひと踊り

舌の根も乾かぬうちに、、、と言われそうだが
今日は天気もいいので山梨方面にでも行こうかなと思っていた。
しかしヤボ用などを済ませたら出発が遅くなってしまった為、いつもの美女谷へ行く事にした。
スクーターを運転しながら『そう言えば、タケウチの時期だよなぁ。』と思い
多少コースはそれるが、タイムロスはそれほどないだろうと、タケウチポイントに寄る事にした。
道を一本間違えてしまい、ちょいとタイムロスも無事現地到着。
時期は大丈夫だろうか? 今年は発生しないという事もあるしなぁ。。。などとマイナスイメージを抱きながらも
タケウチトゲアワフキの寄主植物のひとつオオボダイジュを目の前に探虫開始。

すると、、、あれ?もういた!  あっけなく見つかった。

                        タケウチ1s


あっちにもこっちにも、、、凄い数がいる。。。  それはタケウチではなく“ケムシ”だ。
観察会の掲示板にそんなような事が書かれていたが、こんな状態かぁと、ちょっとゲンナリ。。。
でもこんな事にオイラは負けねーぜ! と、虫撮り継続!!

            タケウチ2s
やっぱタケウチはフォトジェニックだぜ!カシャ、カシャと撮っていると、、、
ギェ~~~~~、手の甲にケムシぐぁ~~!  冷静にそっと手を払い、ケムシを落とす。
他にもいないだろうか、自分の体をチェックする、、、  ウェッ、いた。  上手い事葉っぱにのせ葉っぱごと破棄!
まさかリュックにも、、、そっとリュックをおろすと、、、やっぱいた。。。  きもい。。。
たまらなくなり、樹の無い道路付近まで出て再びチェック。  うわ~~~、今度は二―パットに付いていた。
ニーパットを外し、再びリュックもおろし、ロンTも脱ぎ、総チェックだ!
心情的にはズボンも脱ぎたかったが、通報されても困るので
はいたまま後ろを右左とチェックするが、なかなか見えない。 そうなのだ、オイラは体が超固いのだ。
信じられない話だが、前屈は驚異のマイナス25センチだ。
そんなオイラが慌てて左右後ろを見ようとしている姿は、“変なオジサンが変な踊り”をしているようにしか見えないだろう。。。

どうにかケムシ除去作業を終えたが、大きなタイムロスになってしまった。
10分、20分の立ち寄りのつもりが、ひと踊り終えた頃には一時間半も経っていた。

とりあえず、先を急ぎ美女谷へ。
庭ではカワトンボが優しく迎えてくれた。 ホントはチャバネタイプが撮りたかったんだけど、まいっか。。。

                        カワトンボs
でもここにもケムシがけっこういる。  おそるおそる奥に進みネイビードロハマキを探すも見つからない。
イタドリの揺籃は数個あるものの例年ほどの数は無く、普通タイプのドロハマキも見つからなかった。  どうしちゃったのか。。。



チョッキリがダメならオトシブミだ! とヒゲナガオトシブミを撮らせてもらった。
            ヒゲナガオトシブミs


そして自信作を抱えるメスと、自慢の妻を抱えるオスの構図。
ヒゲナガオトシブミ2s


このオトシブミのすぐ後ろにはトビイロカミキリがひっそり葉裏に隠れていた。
                        トビイロカミキリs


庭での撮れ高は上がらずまま、林道へ。
見慣れぬ微小ハムシがいた。  たぶん未見だなとパチリンコ!  正解!未見のムネアカオオホソノミハムシだった。

            ムネアカオオホソノミハムシss


ハムシを撮っている時から、地べたにコミスジがいる事はわかっていた。
コミスジだしな、地べただしなとスルーしていたが、ハムシを撮って、周りをふらついて戻って来てもまだいた。
ふざけてバタバタと近づくが全く逃げる様子が無い。  どうやら吸◯しているようだ。
◯の正体は虫の死骸なのか、獣糞なのか、木の実系なのかわからないが、死骸や獣糞ではなさそうだった。
それだったらと、へなちょこマクロでアップを頂き!

                        コミスジs


今度は後ろからも!  えっ、何この複眼の間の色は!   嬉しい発見だ!!
            コミ額3s


茎の周りに踊り子のように咲くから“オドリコソウ” 単純かつハイセンスなネーミングだ。
                                   オドリコソウ1s
この一枚を最後に美女谷をあとにした。


家そばまで来た公園で、エゴノキが咲いていたので
ヨコバイ天国のエゴノキでもチェックしてみよか!と、ヨコバイ天国へ。
ヒゲナガちゃんは早いにしてもツルクビちゃんか、運がよければシギちゃんがいるなと見てみると、ビンゴ~~!
運がよければのパターンだった。

            エゴシギゾウムシ3s


ここのエゴノキは花も少なく小さい樹だが
過去にヒゲナガ・エゴツルクビ・シギとエゴノキトリオを確認しているスーパーエゴノキなのだ!
ってか、そんな凄い事でないけどね。。。

エゴシギゾウムシs


エゴシギゾウムシを撮りながらも何週間か先のヒゲナガ撮りを想像しながら楽しく撮れた。
            エゴシギゾウムシ1s



最後は、、、本編最初に出てきたタケウチさん。
       このタケウチさんも変わっているけど、寄主植物のオオボダイジュと言うのも変わっていて
       ハナイカダの様に葉っぱに花が咲いているのだ。
       葉っぱと言っても本来の葉っぱはハート型。でもこの花がつく葉っぱは長細く、質感もちょっと違う。なんかオモロイよね。
       それでこの花がある葉っぱにタケウチさんがいる時は何故か下の写真と同じような所にいる事がほとんどだ。
       やっぱ、花も昆虫もオモロイね~!!

タケウチ&オオバボダイジュs

ではでは。。。。。。や

[ 2019/05/16 01:00 ] 未分類 | TB(0) | CM(4)

地元で楽しめる

先日の話。 ブロ友と遠征もいいけど地元で楽しめるのが一番だよね。 なんて事を
メールでやり取りをしていて、『確かにそうだよなぁ』と。。。
原点回帰と言うか温故知新と言うか、、、とにかく地元へGO!的な気分になったので
MF寺家にバイクでふらふらと行ってきた。
探虫開始! それが困ったものでなかなか昆虫が見つけられない。いないって事はないんだけど。。。
結局、原点回帰とか言っておいて、最初の一枚は昆虫ではなく花を撮っていた。
しかも別段珍しい訳も無く、、、昆虫で言えばクロウリハムシみたいな。。。    ニガナかな?

            ニガナs


やっと昆虫を見つけられたかなと思ったらカメムシ。 でもまあまあまあ。。。
マルカメムシよりかはましでしょっ!  と、ケブカナガカスミカメなんかを。

                        ケブカキベリナガカスミカメs


結局、寺家ではイマイチ盛り上がらず、大池5分昆虫横丁15分で転戦する事となった。
どこいこ?     そうだ、小山田行ってアザミホソクチゾウムシでも撮るか! と、思った頃はスクーターにまたがっていた。
小山田着。 まずはアザミと名が付くアザミではないキツネアザミのポイントに向かい
アザミではない花に付くアザミホソクチゾウムシを探そうと思ったが、、、花が無い。。。あれ?
自分のブログを見返すと、データは4月末。  にしても跡形もなくなっているとはどういう事?
そんな事を考えてもオイラの頭では解決でき無い事はわかっているので、とりあえず探虫。。。
『見っけ!』 すぐに見つかったのは黄色が綺麗なヤツボシツツハムシだ。
なぜかこれを見るとテンションが上がるオイラ。。。

            ヤツボシツツハムシs


カミキリも見っけ。せわしなく飛ぶのはキクスイカミキリ。
                        キクスイs

普通種ながらも中々いいカミキリだ。
            キクスイ2s


『もう少しすると光の線を放ち、見る物を楽しませてくれるゲンジボタル。』と、コメントを考えながら撮っていたけど
家で調べてみたら、ゲンジじゃなくてオバボタルだった。   タハッ。

                        オバボタルs


またもやカミキリ。  なんとフチグロヤツボシ。  いるとは聞いていたけど、、、まさかいるとは。。。  何言ってんだろ?
ただ欲を言えば、もう少しミドリが強い個体だったらなぁ。 と。。。
            フチグロヤツボシs


ピンクの蕾のハルジオンに、ミドリのヤブキリ幼虫。  そりゃー撮るっきゃないっしょ。
ヤブキリs


お~、これはハルジオン祭かぁーーー! と思ったがホソヒラタアブやらツマキアオジョウカイモドキらは、ロスト
ハルジオン祭は、このヒゲブトハナムグリで終演となってしまった。

            ヒゲブトハナムグリs
手軽に行って、手軽に撮るも良し。  気合を入れて行って、どうやって撮ったらいいんだろう?と、悩むも良し。
もっと地元虫撮りを楽しまなきゃな!  って言いながら次回も遠征だったりして。。。




最後は、、、地元中の地元。  ってか、庭。
       オイラの好きな花が今にも咲かんとしている。  次回は綺麗な花をアップ出来るかな?
       こんな写真でもわかる人は何の花だかわかっちゃうんだろうなぁ。。。  うん、スゴイ。

                        庭花s

ではでは。。。。。。や
[ 2019/05/13 21:07 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

隠れ一位


前回はGW中と言う事もあり、目的地として向かった“名も無き林道”への道は大渋滞。
急きょ、目的地変更を余儀なくされ、オイラは不完全燃焼にとなってしまった訳だが
その長かったジーダブリューも終わり、気候も日増しに良くなってきた。
じゃぁ、どうするの? って、事で今季初、車での本格遠征に行ってきた。

出発前夜、久しぶりの遠征に期待が高まるが、夜間のロングドライブに若干の不安を感じていた。
夜出発→現地道の駅→宴・仮眠→探虫と言ういつものスタイルだが
加齢の為か、視力の低下が著しい。 特に暗さに弱い。 
故に3時間以上のロングドライブは、チキンのオイラを揺さぶっってきていた。
だが、それ以上に心配な事がある。  あれだ。 そう、あれが今回はノープロブレムだ。  そー、天気だ。
去年の遠征(魔の水曜日)、沖縄と、天気はホント悩みのタネだった。
だが今回は終日バッチリ晴れマーク、ここは満を持しての出発となった。

暗さのデメリットはあるが、一般道、高速とノーストレスの快適なドライブだ。
快適ながらも少し気になって来ている事があった。  『でもダイジョブだろう!』『でも気になるなぁ。。。』
などと考えている内に現地道の駅に到着。  かたまった体を伸ばすため車外に出て、背を伸ばす。
こぶしを天に突き上げ大きく深呼吸をし、視線を少し上に向けると、、、そこには満天の星空が広がっていた。
綺麗だ、、、けど。。。   清々しいなぁ、、、けど。。。  そんな事よりもオイラの体はもっと強く感じているものがあった。
それは、、、寒い、、、サブい、、、寒すぎる。。。  あわてて車内に戻り気温を見てみると、、、


外気温s
[ 1℃ ]って、、、もう5月も半ばを迎えようとしているのに、、、もう令和だってのに。。。って、これは関係ないか・・・
仕方なく車内の後部座席で宴開始。  この寒さでトイレも近い。 何回も行ってしまった。
ただ、何回も行ったのは寒さだけではなく、トイレ内がわずかだが暖かく、何よりも新設したばかりらしく綺麗だったからだ。
綺麗と言うのは衛生的にもそうだが、ビジュアル的にもだった。

                        WCリルs

この個室はかなりリラックスできるだろう。。。
                                     WCビーッs
そんな事よりもこの寒さで、昆虫達はいるのであろうか? 1℃って、空から冷たいものが降れば、それは雪だしな。。。
天気は気にしてたけど、気温はスルーしてたよ。。。 マイッタなぁ。。。
そんな事を考えていたらいつの間にか眠りについていた。
朝。 眠りについてから数時間、寒さで目が覚める。 これは予定通り。。。
せっかくここまで来たのだからと、まずは探虫現場へと向かうことにした。
いいあんばいの所に駐車スペースを見つけ、そこで準備をし、さっそく林道を登って行った。
そしていくらか登った先に見えてきたのは、、、雪山。。。  昆虫、いるの?
 


                        雪山s


しかし朝方の[1℃]の表示が嘘のように、時間が経つにつれ日差しが強くなり、気温もグングンと上がってきた。
そして昆虫達も少しずつ、顔を見せるようになってきた

            シロトラカミキリs

シロトラカミキリなんて、、、と一瞬思ったが、ここはありがたく。。。
                        シロトラPs

正面顔も撮ってみたりする。
            シロトラカミキリ2s


ピドニア、、、同定面倒くさいしなぁ。。。  いやいや、いただきますよ~!  セスジヒメハナかな。
セスジヒメハナカミキリs  セスジヒメハナカミキリ2s


キバネニセハムシハナカミキリ。  
ニセ?  ハムシ?  でもカミキリでしょ!  普通種?既撮?ポイッ?  滅相もない、ありがたや~!
 
                        キバネニセハムシs


あー、陽射しって素敵!  ここにきて嬉しい初見種、オダヒゲナガコバネカミキリ。
            オダヒゲナガコバネカミキリs

今回の目的でもあるコバネ系をとりあえずゲット!  ちょっとホッとした。。。
                        オダヒゲナガコバネs


ヤマトシロオビトラカミキリ。  この辺で見られるシラケトラに似ているが翅端が少し違うらしい。
            ヤマトシロオビカミキリ2-1s

真横から見るモノトーンも中々イケてる。
                        ヤマトシロオビトラカミキリs


ソウムシ系もいくつか。  ドロハマキチョッキリ。  かなり赤みの強い個体。
今は統合されてしまったが、これはベニホシハマキチョッキリと言いたくなる。
そんな事より、触角が♪ヘーイ、ズバッとサーマタイム♪って、アヤヤしてる。

ベニホシハマキs


ファウストハマキチョッキリもたくさんいた。  
これは上のドロハマキとは逆で、普通ワインレッド系単色のはずだけど、前胸などにミドリが少し出ているタイプ。
こんなのは初めて見た。

                        ファウストハマキs


ゾウムシつながりでナラルリオトシブミなんかも。。。 今年はビロウドヒゲナガオトシブミを見てみたいなぁ。。。
                                   ナラルリオトシブミs


ファウストがたくさんいれば、こんなのもいるもんなんだろうなぁ。 ヤドカリチョッキリ。
                        ヤドカリチョッキリs


ピックニセハムシハナカミキリのピックって何なんだろう?  人名?  それともピックのピック!?
            ピックニセハムシハナカミキリs


ヒナルリカミキリも変異が何パターンかあるらしいけど、このパターンは初かな?
                        ヒナルリカミキリs


お、またもやコバネ系。  ホソツヤヒゲナガコバネカミキリ。  通称ニチダ。
ニチダs


ようやく初見2種目。  ここでまた、ほっ。。。
            ニチダ3s

これは数がいたなぁ。 オダの方かな?  今度ここに来る時は、赤のサインペンでも持ってきて翅の色ぬっちゃおうかな。。。
                        ニチダ4s

正面顔はかわいいものだ。
            ニチダ2s


癒し系カミキリ。  カミキリを探していると、何だモドキかよ!とか、何だよジョウカイか!と
ガッカリさせられることが多々ある。 でもこのテツイロハナカミキリは逆だ。
え~、またジョウカイ?  あれ、カミキリじゃん! と、オイラを和ませてくれる、いいヤツだ。

テツイロハナカミキリs



最後は、、、今回の遠征ではコバネ系2種が収穫だったが、実はこのコバチが隠れ一位だった。
            コバチ2s


確かにカミキリ・ゾウムシは好きなんだけど、やっぱり色彩や形が最大の魅力かな、昆虫って。
コバチ1s


今年のカレンダー候補が1コ増えた。  これにアオいのも加わればいいんだけど。。。
                        コバチ3s

ではでは。。。。。。や
[ 2019/05/10 13:12 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

ハナイカダに昆虫

そろそろ山梨の“名も無き林道”に行くのもいい季節になって来たかなと、この日は甲州街道で山梨方面に向かった。
今回はバイクなので、すべて下道利用になる。
大垂水峠を下り切った辺りから、、、あれ?   渋滞だ。。。
確かに今はGW。  渋滞しない訳がない。  想定はしていたが、それ以上だったという事。。。
あきらめが肝心を座右の銘に持つオイラは、すぐさま目的地を“バカのひとつ覚えポイント”美女谷に変更した。


5月ともなれば、あらためて探虫する事も無く、目の前に昆虫が現れてくれる言う、いい時季になってきている。
そんな環境の中、今さらながらの目の前にいたシオヤトンボを撮ってみたくなった。  
まっ、このゆる~いスタンスが虫撮りのいいとこだよね。


                        シオヤトンボs


いつもの庭には、コトハツのヒゲナガオトシブミのオスがアブラチャンではない違う葉っぱにいた。
            ヒゲナガオトシブミ2s


ヒゲナガ自慢のポーズなのか。。。
ヒゲナガオトシブミs


ここでは初めて見たのかな、ヒメホシカメムシ。  チャバネアオカメムシとの共演だ。
そう言えば、このチャバネアオカメムシをたくさん見る。 たまたま発生時期なのか、それとも今年はあたり年なのか。。。

                        ヒメカメムシコラボs

と、チャバネアオカメムシの話を振っておいて、ヒメアカホシカメムシの写真アップ、と言うあたりがいかにもへなちょこ風だ。
            ヒメホシカメムシs


今日は名も無き林道に行けなかったので、ここ美女谷の林道の頂上付近まで行ってみた。
何か特別の出会いがあるかなと淡い期待を抱いたものの
そんな事は全くなく、タンポポ浴をするアトボシハムシを撮って引き返すことになった。

                        アトボシハムシs


場所を大地沢へと転戦し、ハンミョウと格闘する事になった。
と言っても、枚数は撮ったものの葉上のハンミョウなので妙におとなしく、撮影を楽しませてもらった。

            ハンミョウs


おとなしいのをいい事に、正面顔をへなちょこマクロでどアップ!
ハンミョウ2s


いっこうに飛ぼうとしないのは、触角も折れているし、疲れ切った越冬個体?などと思いながら
じゃ、手乗りハンミョウでも、、、と撮ってみた。   
この後、飛んではみたけど力なく落下した。 たぶんお疲れ個体だったんだろう。。。

                        ハンミョウ手乗りs


久しぶりの嬉しい出会いは、シリジロヒゲナガゾウムシ。 2015年の10月以来のようだ。
まずは一番好きな角度から。

シリジロ2s


やはりヒゲナガゾウは正面顔をおさえておくべきだろう。 でもなぁ。。。
            シリジロ4s

そうそう、このコンボウの様な触角は撮っておきたいよな! でもなぁ。。。
                        シリジロs

やっぱり、名前にもあるハート型の“シリジロ”はマストだな!
            シリジロ3s

今回は『アヘ~~~ッ』的な、こんなのも撮ってみた。。。
                        シリジロ5s



最後は、、、美女谷から大地沢に向かう途中、ちょっとした探虫ポイントがる。 
       久しぶりに覗いてみる事にした。  するとハナイカダが咲いていて、そこにはジョウカイと小さい甲虫がいた。
       その甲虫はどうやらカミキリで、フタオビヒメハナカミキリのようだった。
       以前から、このハナイカダに昆虫が付いていたら絵になるよなぁと思っていたところ
       ここで千歳一隅のチャンスが巡ってきたのである。
       確実に写真に残したかったので、採集後の撮影にする事にした。

            フタオビヒメハナ2s
なんか違うなぁ。。。


そうだよな、やっぱハナイカダ感を出さなきゃ意味が無いよな!という事で、もう一枚。
フタオビヒメハナカミキリs
うん、これで良し。


ではでは。。。。。。や
[ 2019/05/05 02:13 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)