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微妙な空気に包まれた。

今日の一枚目。 灯台下暗し。
    カエデs
今から6~7年前、ヨコバイ撮影にハマっていて、意外にカラフルな模様や面白い形を楽しんでいた。
当然『これは撮ってみたいなぁ』という種がいて、運良く撮れたもの、未だ撮れていない種もいたりする。
先日、庭の木を手入れしていた時の事だ、そんな未見のヨコバイが
なんとオイラの部屋から手が届きそうな所にあるカエデにいるではないか! 灯台下暗し率98.9%だ。
小さな驚きと喜びを感じつつ、撮影を始めた。



ミスジトガリヨコバイ。  見たかったんだよね~、これが。

ミスジトガリヨコバイ2s



ホントはこのミスジトガリよりベニスジトガリを見てみたいんだよね~。
        ミスジトガリヨコバイs



カエデにいましたよ!的な感じで撮ってみたけど、うまく撮れなかった。。。
            ミスジトガリヨコバイ3s




んな訳で、最近撮った庭の昆虫達。
庭の常連はルリマルノミハムシ。
普段はまず撮る事がないけど、こんだけまとまっていると、撮っちゃうよね、やっぱ。。。

        ルリマルノミハムシ



富士周りで見た時は『あ、ダイジョブで~す』って感じだったけど、庭で見るとしっかり撮ってしまう。
この感覚ってなんざんしょ? セマダラコガネ。

                セマダラコガネs



部屋の窓にとまっていたグンバイカスミカメ。  何とこれが初見種!
本来は喜びに包まれる初見種発見だけども、さすがに自室での発見は、微妙な空気に包まれた。

        グンバイカスミカメs




最後は、、、先日の遠征前に撮っていたエゴヒゲナガゾウムシなんだけど、単発撮りと言う事で出しそびれていた。
       今年も家そば緑地で発生していた。  オスメスとも相変わらずユニークな顔をしている

            エゴヒゲナガゾウムシ cpls



やっぱりメスより、角のような複眼を持ったオスの変顔に目が行ってしまう。
エゴヒゲナガゾウムシ♂s



変顔についつい注目していしまいがちだけど、個人的にはエリトラ模様もけっこう好きで、、、
        エゴヒゲナガゾウムシ♂1s



真横からのショットもけっこう好きだ。
                エゴヒゲ♂s



で、丸顔のメスの魅力と言えば、性格のよさそうなバカっぽさで、それにおいては昆虫界ナンバーワンだろう。。。
        エゴヒゲナガゾウ♀s



今回撮影していて気になったのがコイツで、角のような複眼の♂、そして丸顔の♀。 じゃあ、君は? って事。。。
オスっぽい感じだけどなり切れていなく、メスのテイスト。  これぞまさに昆虫LGBTQか!?

    エゴLGBTQs

ではでは。。。。。。や
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[ 2021/07/31 12:42 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

富士周りの高原

遠征二日目。 
初日の長野から山梨へとフィールドを移し、今日はブログ仲間のマークさん、ゆたかさんと探虫。
午前中はスネケブカヒロコバネカミキリ狙いで身延に突撃!  まーくさん未見のスネコ献上を目論むも
オオアオカミキリ、タキグチモモブトホソカミキリにとどまり、本命は来年以降のお楽しみとなった。

午後は、ゆたかさん案内の元、富士周りの高原へ。
普段はあまり回らない高原系に期待が高まるなか、まずはジャブ的なイタドリハムシ。
春先イメージのイタドリハムシだけどずい分と遅出だ。  しかも模様がやたらと黒が強いタイプで
アカ、オレンジ色の部分がこれまたずい分と黄色いタイプ。  こういうイレギュラー×イレギュラーは大好物!

        イタドリハムシs



ざっくり撮ったのはホシミスジ。  あれ?撮った事なかったの?自ブログ確認で発覚。 やっちまった。。。
                ホシミスジs



ゆたかさんが葉っぱの先の小さな黒い点にレンズを向けている。 近寄ってみたけども???な感じ。
レンズを通してようやくチョッキリ?と気が付くレベル。 クロケシツブチョッキリあたりかな?

            クロケシツブチョッキリs



これは間違いなく初見なんだけど、科にもたどり着けなかった。 
ナガクチキムシとかハナノミ系かなと思ってけど違うっぽいし、変則コメツキ?と思ったけど見つからず。。。

                ナガクチキハナノミ2s



甲虫S.P.と言う、怠惰同定でヨロシクです。
        ナガクチキハナノミs



『これはレア系だよ』とまーくさん。 ハネナガサシガメという珍しいサシガメのようだ。
            ハネナシサシガメs



カミキリもいた。 初見だぜ~!と言いたいところだが、今年春に初見を済ませてしまっていた。
今日に取っておきたかったエセ初見種はホソキリンゴカミキリ。

        ホソキリンゴカミキリs



ここ最近は、海岸沿いのイメージのアカスジカメムシ、今日は真逆のお高い山周りで。
                アカスジカメムシs



お二人が、いるはずなんだけどな~と見つけてくれたのが、なんとアサカミキリ。
久しぶりのヒマワリの種に、テンションが上がった。

                      アサカミキリs



アイノカツオゾウムシも2015年以来で今日は同窓会?的で楽しくなってきた。
            アイノカツオゾウムシs



同窓会の空気から、ヒメシロコブゾウムシなんかも一枚。
        ヒメシロコブゾウムシs



ヒグラシ。  三人で『この辺じゃね?』と、、、ビンゴ~
                      ヒグラシs
今日は6つの目(まーくさん、ゆたかさん風)での探虫を楽しませてもらった。
やはり、圧倒的に見つかる数が違ってくる。 まーくアイ、ゆたかアイと言う事もあるが。。。
被写体はほとんど見つけて頂くと言う、王様探虫となってしまった。
まーくさん、ゆたかさん、これに懲りず、またよろしくお願いいたします!!




最後は、、、隠し玉。。。 実は初見種も見つかっていたのだ! 体色がジミーで少し微妙ではあるが、、、
       ま、初見種には変わりはなく、ありがく頂戴いたしました。

    ゴボウゾウムシs



カツオゾウムシのメタボ版で、なんとなく親近感がわく種でもあったかな。。。
            ゴボウゾウムシ2s

ではでは。。。。。。や
[ 2021/07/29 17:23 ] 未分類 | TB(0) | CM(4)

東京ドームの10倍

今日の一枚目。 土場。
        カブト!s
先日、今シーズン最後になる泊り遠征に行って来た。
初日の林道を終え、二日目の目的地に向かう途中に土場があるので寄ってみると、予想はしていたがお寒い状態。
何かは見つかるだろうと丹ジロすると、なんとカブトムシが!意外なキャスティングに驚きつつも一枚。
しかし、それ以外はクビアカトラが見つかるも後脚欠損でスルー、ウスイロトラは速攻ランナウェイ。
そしてやっと撮らせてくれたのが、このルリボシカミキリ東京ドームの10倍はあろうかと言うこの敷地に甲虫4匹。。。
すみません、ちょっと盛り過ぎました。ドームの半分くらいです、、、ま、ま、それでも大きめの土場ですよ。。。
で、どーーーでもいい事ですが、丹ジロは丹念にジロジロしたって事っすよ。。。



んな感じで遠征本編。
林道入り口付近の路上パーキングで一晩過ごし、朝早めに林道に。
目的中ではないけど、いきなり初見種ゲット!!  って言っても喜び半分のジミジミカミキリ。

チャイロヒメコブハナカミキリ (1)s



気の利いた模様とは言わないけど、せめて単色じゃなくて2色使いであって欲しかったよね。
こんな事言ってると、バチがあらたりそうだからやめておくか。。。   チャイロヒメコブハナカミキリ。

        チャイロヒメコブハナカミキリ (2)s



あとは既撮の連打。。。    だ。  ヒゲジロハナカミキリのジャブ。
            ヒゲジロハナカミキリs



ちょっと嬉しい、キヌツヤハナカミキリの右ストレート。
    キヌツヤハナカミキリs



意外に出会いが少ないホンドアオバホソハナカミキリはワンツーフック。
            ホンドアオバホソハナカミキリs



ホソハナカミキリ系はこれ以外にもニンフやニョウホウ、タテジマなどのジャブの連打!! 
代表ホソハナカミキリ!って事で。  ってか、上のもホソハナ系だった。。。

    ホソハナカミキリs



ちょっと車を置き歩いて探虫へ。  粗朶が見つかり叩いてみると、、、お~イイ感じのが落ちてきた。
でも見た事あるよな。。。とりあえず近くの葉っぱに移してパチリンコ!

ドウボソカミキリ2s



ドウボソカミキリ。 ○○ドウボソカミキリは見た事はあるけど、ただのドウボソは初見だぜ!!
でも模様無しの茶色一色。  これがバチなのか。。。  でもヒゲがスンゲー長いから、かなり嬉しい!

        ドウボソカミキリs



既知種が多くスルー続きだけど、エリトラが赤いって事で普通に食いつくアホなオイラ。 ツヤケシカミキリ。
            ツヤケシハナカミキリs



お~、さらに初見種かーーーと、喜ばせて(糠)くれたのが、やたらと黒が強い既知種のシロトラカミキリだった。
        シロトラカミキリs



ミドリカミキリは赤っぽいのがいたので一枚。  いまさらって感じだけど、普通のがコレ
            ミドリカミキリs




もちろんカミキリ以外にもいたけど、これまたお馴染みの顔ぶれで。。。  オオトラフハナムグリ。
トラフコガネs



初見の昆虫が現れると嬉しいけど、こんなツノゼミみたいな既知種を撮影している時も楽しいものだ。
            ツノゼミ2s



でも昆虫の神様は、いつになったらニトベさんと面会させてくれるんだろう?
    ツノゼミs



意外に少なかったのがチョウ。 アサギマダラなんかは、いいの撮れるかなと思っていたけど
やっと見つかったのがこのミドリヒョウモン。  でもこの角度じゃなぁ。。。

            ミドリヒョウモン3s



そっそっ、そうこなくちゃだわな!
    ミドリヒョウモンs



ヒメヒラタタマムシは標高を上げなきゃいないかと思っていたけど、横浜あたりでも見られるみたい。。。
        ヒメヒラタタマムシs

    

うれしいような、うれしくないような。  でも庭にオオトラカミキリが飛んで来てくれたらうれしいけどね!?
            ヒメヒラタタマムシ2s



シラホシヒメゾウムシは、撮らなくてもいいかなと思うんだけど、口吻を見るとついつい撮ってしまう。
    シラホシヒメゾウムシs



って言いながら、正面から撮っていたら意味ないんだよな。。。  年を重ねるごとアホさも重なっていく。。。
        シラホシヒメゾウムシ2s



やっぱルリホソチョッキリは綺麗だよな~、と一枚。
            ルリホソチョッキリs
抑揚のない遠征初日を終え、次回は二日目、身延・富士周り編。

ではでは。。。。。。や
[ 2021/07/27 15:54 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

“ ンボ ” つながりで!

今日の一枚目。 淡水魚!
        ハヤ?s
川にカワムツの若魚が泳いでいた。 梅雨も明けたと言うのに妙に涼し気だ。
でも川面に映るサカナを見ると、なんでこんなにワクワクしてしまうんだろう? もう50も半ばだと言うのに。。。
たぶん死ぬまでこのワクワクは続くんだろうなぁ、、、いや、続いて欲しい。。。
果たして虫撮りは死ぬまでやっているのだろうか?           にしむらさん、ありがとうございます。



あと数年はやっていそうな虫撮り、この日は大地沢を含め、町田市内で楽しんできた。
いきなりだけど今日の一番の収穫は、このモノサシトンボのメス。
オスは既撮だけど、メスはお初。 意外にも綺麗なメスに興奮気味にシャッターを押し続けていた。

        モノサシトンボ2s



帰宅後PCチェックでちょっとガックリ。
    モノサシトンボ3s



なんか全体的に黄色被りをしてしまっている。
一応モニターチェックはしていたけど、色の感じまではよく分からなかった。。。

モノサシトンボ6s



現地では、いい感じで撮れているなぁと思っていたのだが、、、   残念。。。
        モノサシトンボ1s



へなちょこマクロでも採れたがこれまた黄色被り、、、なぜだ???
            モノサシトンボ5s



おまけにピンは合っているのに、やたらとアンダーな写真。  ってか、これはオイラのスキル不足か、、、
ってか、ってか、黄色被りもオイラのスキル不足だな。。。

                      モノサシs



残念な気持ちを引きづりつつもトンボの流れでショウジョウトンボ。
        ショウジョウトンボs



すぐそばにメスもいたので一枚。
                ショウジョウトンボ♀s



ショウジョウトンボ、オオシオカラトンボに交じって一匹だけ違う雰囲気のトンボが飛んでいた。
え、まさかルリボシがもう出ているのかな?  池の草に着地すると産卵を始めた。
クロスジギンヤンマのメスのようだ。 これもオスは見た事はあるけど、初♀だ。

    クロスジギンヤンマ♀s



これはトンボって訳じゃないけど、“ンボ”つながりで!
好きなんだよな~、このミスジガガンボってヤツ。 ちょっと、エヴァンゲリオンに出てきそうなキャラだし
なによりガガンボらしくなく綺麗だよな。。。

ミスジガガンボs



ヒメコブオトシブミなんかがいて、この写真を撮ったら飛んで行ってしまった。
                ヒメコブオトシブミs



しかしその飛んで行った先がなんとクモの巣。 クモはすぐに近づき獲物チェックをするも 『甲虫かぁ~』 と、スルー。
そのままにしておくのも何だかなぁ~と思い指へお招き。  Give And Take (a piccture)って事で!!

        ヒメコブオトシブミ2s



とにかく小さい個体だった。 図鑑には4㎜~5.1㎜となっていたけど、4㎜も無かったムーアシロホシ。。。
            ムーアシロホシテントウs



セイタカアワダチソウにはアルファルファタコゾウムシ。
    アルファルファタコゾウウシs



先日フタオビアラゲはアップしたばかりだから、撮るのやめよっかな~なんて思ったけど、いちおう一枚。
撮っててよかった、トゲバカミキリだった。

            トゲバカミキリs



たまには主役級の扱いでもしてあげようかと大きめ画像のオバボタル。
オバボタルs



どうなっているのか、以前から気になっていた、胸部の赤い部分。  横から覗いてわきから撮って問題究明!
のつもりが、余計わからなくなってしまった。

        オバボタル2s



Boo〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜Nと、かなり大きい音を立て樹に着いた。
でっかいコガネだ。 音もデカけりゃ、サイズもデカい!!  へなちょこマクロは無理っぽいな。。。
かと言って、どんな構図で撮ればいいんだ? セミとかもだけど樹皮の昆虫は難しい。

            コフキコガネs



そっか、全身入れる事にこだわらなければいいだけの事だ。 バストアップで失礼!!
    コフキコガネ2s




最後は、、、あまり見かけない模様のハナノミがいた。 柄系ハナノミは、やはり写欲をそそる。
       しかしこの一枚でロスト。。。  すばしっこいオオキボシハナノミでした。

            オオキボシハナノミs


ではでは。。。。。。や

[ 2021/07/18 09:50 ] 未分類 | TB(0) | CM(4)

吽吽像

今日の一枚目。 メジロザメ科 
                      ネムリブカs
イタチザメやオオメジロザメなど人を襲う事があるイタチザメ科のサメ。  このネムリブカもそのイタチザメ科だ。
と、言ってもネムリブカはまず人を襲う事がないおとなしいサメ。  ってか、じゃなきゃぁオイラには写せないしね。。。
他にもおとなしいサメはたくさんいて、下のネコザメもその一つ。
水族館によっては自由に触らせてくれるコーナーが設けられているくらいだ。 

        ネコザメs



少し水中写真でヒンヤリしたところで、ちょっと暑苦しい地元緑地の昆虫写真。 
でもこのキボシカミキリは年越し個体もいるくらいだから、一概に暑苦しくも無いのかな?

            キボシカミキリ1s


この日も日なたを避けて、日陰の涼し気なところを選んで飛び周っていた。
                      キボシカミキリs



ヤマトアザミテントウ。  だと思う。。。  ニジュウヤホシテントウ類がこんなに種類がいたなんて。。。
今回一応調べてみたら、『ん?ヤマトアザミ??』ってな具合でした。。。

    ヤマトアザミテントウs



ウスモンオトシブミはオトシブミの中でも遅出出勤のようで、、、確か9月頃にもいたような。。。
        ウスモンオトシブミ1s



オトシブミは、なんとなく表情を持ってるから好きなんだよなぁ。
                ウスモンオトシブミ3s



いい顔してるね~。
ウスモンオトシブミ2s



このちっこいヒゲナガゾウの同定が時間かかったんだよなぁ。
ってか今でもキアシチビヒゲナガゾウムシでいいのかな? って感じだ。

        キアシチビヒゲナガゾウムシs



まあ、一番似ているのがそれかなと。。。
キアシチビヒゲナガゾウムシ2s



グミチョッキリは、瑠璃色がうっすらと綺麗な個体でした。 ハイ。
        グミチョッキリ2s



複眼にゴミでも付いているのかなと思ったけど、どうやら表面ではなく内側っぽい。。。  しかもラメっぽくて綺麗だ。
グミチョッキリ4s



過去の画像を見てもラメっぽいのは見当たらない。  これは一体なんじゃろ?
        グミチョッキリ3s



ま、いつものごとく、『綺麗だからいいか!』って事で。。。
グミチョッキリ1s



綺麗と言えば、この瑠璃色も綺麗だったなぁ、、、写真じゃうまく色が出なかったけどね。。。
    コルリアトキリゴミムシs



帰り道、粗朶が置いてある所があったから、覗いてみたら、、、
お~、トガリシロオビサビカミキリ!  jなんか地元では見られない印象だったから、ちょいラッキーだ
  
                トガリシロオビサビカミキリs



これはいかにも地元種。ヒメヒゲナガカミキリ。  いやいや、ありがたいっすよ。。。
        ヒメヒゲナガカミキリs





最後は、、、雨上がりだったせいか、アマガエルが目についた。
       仲良く並んで、、、って感じよりこの真剣な表情は阿吽像のようだな。
       どちらか口を開けてくれていれば良かったのに。。。  これじゃ吽吽像になっちゃうな。

    アマガエルs



せっかくだから、へなちょこマクロで一枚。 顔がかわいいと言うより、脚?手?指?がかわいいなぁ。
            アマガエル2s


ではでは。。。。。。や
[ 2021/07/15 21:18 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

天を飛ぶ牛

今日の一枚目。 ウシ。
        ウミウシs
ダイバーに意外に人気があるのが、水中の牛ことウミウシ。
ウミウシを検索し、<画像>をクリックしてもらえれば、その人気の理由がわかっていだけるはず。
このウミウシもそうだけど、なんでこんな模様で、なんでこんな色をしてるんだ?ってものがほとんどで、
見る者を楽しませてくっれる。



天を飛ぶ牛も負けていない!と言う事で、前回の続きからで天牛(カミキリ)編!
この色彩なのか、このサイズなのか、それとも出会う頻度なのか、、、毎回出会うたび心が踊るキモンカミキリ。

            キモンカミキリs



ってか、キモンカミキリはまだ3回目だった、、、そりゃ心躍るわな。。。
    キモンカミキリ1s



あんだけ憧れたヒゲナガシラホシカミキリも今では予定調和に成り下がってしまった。
でも撮って嬉しい事には変わりはないんだけどね。

        ヒゲナガシラホシカミキリ♂s



♀の白斑持ちはちょっと話が違って、これは何回見ても新鮮な気持ちで写真が撮れる。 
白と言うか、個体による淡いブルーがまたイイ!

ヒゲナガシラホシカミキリ♀s



ここ最近は同じオヒョウにいる、ヒゲナガシラホシカミキリとセットでアップとなっている、チチブニセリンゴカミキリ。
                チチブニセリンゴカミキリs



ピドニアも何種か見られた。 オオヒメハナカミキリ。
            オオヒメハナカミキリs



オオヒメハナカミキリに似ていて、しかも同じような構図になてしまったのはミヤマヒメハナ。
    ミヤマヒメハナs



自ブログ検索をして、まだ2回目だったと言う事に気が付いたニッコウヒメハナカミキリ
        ニッコウヒメハナカミキリ (2)s
itaさんのご教示で、どちらかと言うとフトエリマキヒメハナカミキリではないでしょうかと、ご指摘を頂きました。ありがとうございます。  同定正解率はある意味合っていた。。。


でも相変わらずピドニアの同定は悩まされる。  今回の同定正解率も50%を切っていそうな。。。
ニッコウヒメハナカミキリ (1)s




以前は珍種と言われたクロサワヘリグロカミキリだが帰化植物のニセアカシアの存在で
かなり手に入れやすいカミキリになったようだ。
この名も無き林道でも毎年コンスタントに観察できている。

        クロサワヘリグロカミキリ  (2)s



せっかくだ、パッカンも頂いておこう。。。
                クロサワヘリグロカミキリ  (3)s



フタオビアラゲカミキリ。 粗朶で見つけた時はなんかピンとこなく、レア種?と思ったけど
その後、同じ枝に合計3匹いたので、『なんだ、普通種か。。。』となったが
見極め判断の仕方としては、ちょっと間違えているよな。。。

    フタオビアラゲカミキリs




最後は、、、現地では、トガリバアカネっぽくもないし、マツシタとも違うよなぁ、、、もしやスギノアカネ!
      な~んて思ってたけど、普通にトガリバでした。 なんでスギノって思ったんだろ?

        マツシタトラカミキリs

ではでは。。。。。。や
[ 2021/07/14 16:25 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

“似て非なるもの”シリーズ第1弾!!

今日の一枚目。 カンザシヤドカリ。
        カンザシヤドカリs
ヤドカリは普通、巻貝などを背負って生活をしているけど、カンザシヤドカリは自分の何千倍、何万倍と言う
石サンゴを背負って生活をしている水中一の力持ちだ。  と言うのは冗談で、元々イシサンゴに住んでいた
イバラカンザシ(写真が無くてすみません)の空き家に住み込んでいる。
近寄るとすぐに引っ込んでしまうけど、すぐにゆっくりと顔を出してくれるので、絶好の被写体なのだ。
でも水中の場合、タンクの容量分しか粘れないので、歯がゆい思いをすることもある。
それに比べ昆虫はじっくり粘れるところが、魅力だろう。  でも撮れる写真は対して変わんないけどね。。。



私生活では、そんなカンザシヤドカリがいる沖縄を後にして、東京に戻って来た。
飛行機が天候などで欠航になるとまずいので、予備日として一日とっておいた関係で帰着日翌日は丸一日空いていた。
どうするの? そりゃ、虫撮り行くっきゃないっしょ! と言う訳で、大月は名も無き林道に行って来た。

まず最初のお出迎えは、赤面気味のカメノコテントウ。 で、この赤ら顔はなんなんだろう?
カメノコテントウは防御反応で赤い汁を出すけどそれが付いたの? それとも内側からなの?
ちょっと、へなちょこブログでは答えを出せない問題のようだ。。。

        カメノコテントウs



他にもテントウ類がいて、ちょっと白個体に近いシロトホシテントウだったり、キイロテントウだったり、、、
なんか、、、なんか似てるよな。。。  そんな気持ちで他の昆虫を見ると、これ以外にも2組のそっくり昆虫を撮影していた。
って、事で“似て非なるもの”シリーズ第1弾!!  (第2弾はないけどね。。。)

シロトホシテントウs キイロテントウs



ルリテントウダマシとルリオオキノコ。 うんうん、似てる!
ルリテントウダマシs ルリオオキノコs



カメムシからは、オオモンキカスミカメとアカスジオオカスミカメ。
これまた似てる!  ってか、3組が同じ日に撮れると言う名も無き林道のポテンシャルには驚きだ!!

ヒイロオオモンキカスミカメs オオモンキカスミカメs
ゆたかさんサンクスです。


カメムシはカスミカメ2種も。 これはどう見ても似ていない、、、ってか、色が違うし。。。 普通にご覧下さいまし。
最初はミドリのツマグロアオカスミカメ。    かな?

        ツマグロアオカスミカメs



へなちょこマクロ、被写界深度を浅めで撮ってみる。
ツマグロアオカスミカメ2s



こっちはオレンジのツマグロハギカスミカメ。
            ツマグロハギカスミカメ (1)s



やっぱりカスミカメは品があるよね。
                      ツマグロハギカスミカメ (2)s



見た事のない、いい感じのヨコバイがいた。  アオズキンヨコバイの仲間だろうけど、そこまでしかわからない。
        アオズキンヨコバイ (1)s



ミドリ・アカ・チャのカラーリングがなんかいいね~。  気に入った!!
                      アオズキンヨコバイsp (2)s



久しぶりのラクダムシ。  なんか、こういう系はすきなんだよね~。
            ラクダムシ2s



昆虫っぽくないところが、またいいよな!
    ラクダムシs



うれしい初見ゾウムシを見つけた。 メダカケブカキクイゾウムシ。 ちょっと渋いかな。。。
            メダカケブカキクイゾウムシ (2)s



でもそれ以上に困ってしまうのが、分布が九州・四国って事。 まあ、30年以上前の資料だからな。。。
今は地球温暖化・昆虫北上って事で、セーフ!?

    メダカケブカキクイゾウムシ (1)s



いれば撮っちゃう系はミミズク幼虫。 
            ミミズク幼虫s



タイプは違うけど、いれば撮っちゃう幼虫系では、ウシカメ幼虫とミミズク幼虫、いい勝負だな。。。
        ミミズク幼虫2s



これまた初見ゾウムシでヒメクロツツキクイゾウムシ。
            ヒメクロツツキクイゾウムシ (1)s



最初、小さいけどクロナガハナゾウムシかな?とsd思ったけど、ちょっと違う。。。  目の位置を見るとツツゾウムシ系?
いや、キクイゾウムシか?  すでに同定が出来ていた。

    ヒメクロツツキクイゾウムシ (2)s



いっつも、、、このゾウムシは難儀するんだよな。。。  ケブカクチブトゾウムシとしたけど、、、ちょっと違うんだよな。
                ケブカクチブトゾウムシ2s



かと言って、他に当てはまりそうなゾウムシはいないし。 
そう言えば頼りのWEB図鑑が見られないんだよなぁ。。。  こまった、こまった。

        ケブカクチブトゾウムシs




最後は、、、同定していて、ルリホソチョッキリだなぁと着地。 たぶん見た事はあるよな自ブログ検索。 一件ヒット。  
       スクロールしていくと、ちょっとこれはルリホソチョッキリじゃないよな、というものが現れた。
       ラッキー、初見種が増えたぜ!と一瞬思ったけど、その疑惑のチョッキリが初見じゃないと
       意味がないと言う事に気が付いた。。。  う~ん微妙な気分だ。
        
                ルリホソチョッキリs

ではでは。。。。。。や
[ 2021/07/13 17:39 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

熱中症

今日の一枚目。 またまたカクレエビ。
        ウミウシカクレエビ s
これは今回の泊まっているホテルから一時間くらい南下したダイビングポイントで大むかし撮影したウミウシカクレエビ。
ナマコの裏っかわにいたんだけど、当時はバックなんて気にしてなかったから
赤地に赤のちょっとつまらない写真になってしまった。
このまま、岩の上にちょこんと乗っけて青い海をアオって撮ったら綺麗だったんだろうなぁ。。。


そんなわけで、今日は沖縄遠征最終日。 前夜の内にざっくりと予定を立てていた。
まずは、『ヨツスジトラカミキリのいた、あの材置き場にまた行ってみなさい』とお告げを感じたので
そのポイントまで往復一時間をかけ行ってみる。
実は見たい物リストに漏れがあり、どんな種類でもいいからミツギリゾウムシ系を見たいと思っていたから
そのお告げかもと最終日の貴重な時間を割いてみた。
次はそのまま空港方面へ向かい、情報を頂いたヨナグニアカアシゾウムシの公園ポイントへ。
ただ情報と言っても『駐車場から少し歩いた所にある墓地のそばのシャリンバイ』だけで、
しかもシャリンバイは何本かあり、その内の1本にしかいなかったとの事。  
ただその情報を聞いた時は『なんかイケそう!』 と感じていた。
そして次は、2019年訪沖の際、最初に寄った本島ほぼ最南端にあたるポイントで当時もけっこうな撮れ高があった。
ここで撮了とし、レンタカー屋に15:00に返却と言うスケジュール。  ちょっとタイトだが、まっ行ってみるべ!


9:00にホテルをチェックアウトしヤンバル方面へと向かう。
予定通り30分で材置き場に到着し、チェック開始。  何もいない、、、いるのはヨツスジトラだけ。
しかも一昨日より個体数が少ない。   やっと見つけたのが昆虫ではなくカエルだ。
珍しいのか珍しくないのか分からないけど、とりあえず一枚収めておく。

            シロガエルs



やっと見つかったのがヤマトジガバチ。 ま、綺麗だから撮るか。。。
    ヤマトルリジガバチs



最終日も真夏日の中、ミツギリミツギリ・・・と呪文のように唱え、材を見ていくも いるのはヨツスジトラのみ。
まあ、しゃあないか、、、と、ここでは多い、肩の黒が強いヤンバルタイプを一枚いただいておいた。


        ヨツスジトラカミキリs



ミツギリゾウムシとは似ても似つかぬ、ぽっちゃり系ゾウムシのカタビロカククチゾウムシを撮り、撤収する事にした。
            カタビロカククチゾウムシ (2)s



まあ、いつもの事だけど、オイラの所に降りてくるお告げは、ガセが多いんだよなぁ。。。
    カタビロカククチゾウムシ (1)s



もう、ミツギリの事は忘れよう! 次なるポイント、ヨナグニアカアシカタゾウムシが待つ 
浦添大公園へ車を走らせた。
思ったより時間がかかり、しかも駐車場にナビをセットしたが入口が分からず、ちょっとアセッてしまう。。。
それ以上にアセッたのが、駐車場がいくつもあると言う事。。。とりあえずそれっぽい駐車場を見つけ、車をブッ込んだ。
ドアを開け外に出ると、、、ヤバい、尋常ではない暑さ、、、湿気がスゴイ。。。  
沖縄に来て、暑いから探虫できませ~ん。なんて事は言ってられない!  とりあえず、樹を探す。
もちろんシャリンバイ、シャリンバイ・・・と唱えていた。  ってか、あまりの暑さでブツブツと言葉に出ていた。。。
ゾウムシどころかシャリンバイが見つからず、ギブアップ寸前のオイラに一筋の光が、、、 ミドリ色の。。。
タマムシだ。 初日に見たアオムネスジタマムシとは別種だと言う事はすぐにわかった。
まーくさんのとこで見ていたので名前も姿も似たアヤムネスジタマムシと言うのがいる事を認識していた。

        アヤムネスジタマムシs



とりあえず気持ちがつながった。  よし、ガンバンべ!!
アヤムネスジタマムシ2s



別場所で撮った、へなちょこマクロのアヤムネちゃんもこのタイミングで便乗アップ!
            アヤムネスジタマムシ (6)s



粉を吹く昆虫はいくつかいるけど、これには何か意味があるのかな?
アヤムネスジタマムシ (5)s



正面からも中々いい!
        アヤムネスジタマムシ (4)s



公園を20分ほど歩いた頃、なんとなく雰囲気が違うなと感じていた。
恐る恐るグーグル地図で確認してみる、、、最初から逆方向に進んでいた💦💦💦
とりあえず元の駐車場に戻り、仕切り直しだ。。。
最初とは逆方面に進んで、丘を下って行く。 頼りの墓地の周りを見るがシャリンバイは見当たらない。
正直もう死にそう。。。  熱虫症で熱中症なんてシャレにならない。  ってか、シャレになってる。。。
あきらめて丘を登って車に向かっていったところにタテハチョウがいた。
タテハチョウはその場での同定は自信がないから、とりあえず撮っておく と言うのがへなちょこスタイル。
もしかしたらレア種かもと、ヴォ~~~と考えながらシャッターを押した。 
しかしこんな時はだいたいツマグロヒョウモンだったりする。 で、、、だった。。。 

    ツマグロヒョウモンss
ミツギリ、ヨナグニと連敗し、次なるポイントへ一時間弱の移動となった。




最後のポイントに着く頃には車内の冷房で、どうにかプチ熱中症も回復していて、熱虫症オヤジとなっていた。
ここでヒラタミミズクを見つけ、今夜は熱酎症と行きたいところだが。。。
   オヤジ全開!
200メートルほどのちょっとした丘になっているこの道は、相変わらず雰囲気はいい。
だけどもここでの持ち時間は30分ほど。 浦添大公園でのロスがイタイ。。。
サクサクッといき、まず最初はフタホシサビカミキリ。  やはりカミキリはうれしいものだ。

            フタホシサビカミキリs



渋めの初見ゾウムシもゲットできた。
                ヒサゴクチカクシゾウムシ (2)s



北海道から沖縄まで広域にわたって発生しているこのヒサゴクチカクシゾウムシ、ここ沖縄で見ると言う事は
沖縄探虫の縁を感じるなぁ。。。

        ヒサゴクチカクシゾウムシ (1)s



渋~いカメムシ、イネクロカメムシのようだけど、これも昆虫の神のお告げか、、、撮っておくか。。。 
                イネクロカメムシ?s




そんな神のお告げに従順なオイラに< ハイ、合格! >と言わんばかりに目の前に現れたのが、、、
            ヨナグニアカアシゾウムシ (1)s



エッ、うそ? マジ! なんでココに? お~~~、ヨーナーグーニー!!  触覚欠損もなんの。
クロカタゾウムシの初見時も触覚欠損だったなぁ~と懐かしんでみた。。。

ヨナグニアカアシゾウムシ (2)s



この出会いは、かなり嬉しいパターンだ。 まさかここでヨナグニアカアシカタゾウムシがゲット出来るとは。
ここに向かう途中、わずかだけど与那国遠征も考えていたけど、回避できた!!ってか、行ってみたい気もするけど。。。

    ヨナグニアカアシゾウムシ (3)s



ヨナグニアカアシカタゾウムシの余韻に浸りながら、残り数分を楽しんだ。
            ハイイロテントウ (1)s



ハイイロテントウは石垣で見た方が、灰色部分が白に近くて綺麗だったな。  いやいや、十分すよ、この色で!
    ハイイロテントウ (2)s



これも初見ゾウの雰囲気だけど、同定に至らず、、、残念!    これにて撮了!!
        ゾウムシs
色々な試練があった今回の遠征だったけど、帰りの空港からもちょっとした試練が。。。 それはまた後日。
今回の遠征は、カミキリ初見2種といちおう普通種と言えど、トンボ2種を撮れたし
ヨナグニアカアシカタゾウムシもタナボタでゲット。 ヒラタミミズクは、他のウンカ・ハゴロモで勢いをつけ過ぎて
通り過ぎてしまったみたいだけど。。。  コシブトトンボはどっかで会えそうだし。75点の旅だったかな。
あ、そうだ!チョウも以前から撮りたかった“青”が撮れたから+5で80点だな。。。  全恵感!!



最後は、、、+5のツマムラサキマダラ。

ツマムラサキマダラ4s

この黒地に青ってのが、たまんないんだよね~。
        ツマムラサキマダラ3s

ようやく撮れたこの青は、ハグロ、ルリモンのポイントでのもの。
なんとなく入った細い道の先にあったユートピア。 これだから南国遠征はやめられないんだよな。。。

                  ツマムラサキマダラ1s

表が撮れていれば、裏も綺麗に思えてくるか不思議なものだ。
    ツマムラサキマダラ♀s

ではでは。。。。。。や
[ 2021/07/12 18:11 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

タダギンの分布

今日の一枚目。 伊豆の水中から。
            コケギンポs
                                                            伊豆海洋公園


初めて伊豆の海を潜った時『こんな綺麗だったんだぁ』と言う印象を持った。
小さく切り取ったマクロ写真に関しては、海外と変わんないじゃん!と思ったものだ。
上のコケギンポの写真も『こんなのがいるんだぁ』と感心し、
このオルトマンワラエビを見た時はさらにダイビングにのめりこんでいった。

    オルトマンワラエビs
                                                                    伊豆海洋公園


これは西伊豆の大瀬崎。  黄色の可愛いサカナはミジンベニハゼ。
空き缶などを住みかとしていて体長は3センチほど。  
< 紅茶花伝 FIFAワールドカップ フランス 98 > こんな写真を見返してみるのもけっこう好きだ。。。
 
        ミジンベニハゼs
                                                                   大瀬崎



前回の林道の続きからで。
林道を走り、目ぼしい待避所を見つけては車をとめ、拾い撮りをしていた。
(本来このような待避所の使い方はNGなのだけど。。。)
見つかる昆虫は、相変わらずチョウ・トンボがマジョリティの中。。。
カミキリは『これが見たい!』って言うものを情報を得て探しに行くけど
ゾウムシに関しては『なんか、気の利いたゾウムシはいないかなぁ』って常に思っているのがオイラのスタンス。
そのスタンスにパコ~~~ンとハマってくれたゾウムシが現れた!!

オキナワキボシヒメゾウムシ (1)s



オキナワキボシヒメゾウムシ。  以前本島で見たチビクチブトゾウムシによく似ている。
チビクチブトに比べレア度は低いようだけど、このシンプルなデザインとヒメ独特の口吻がまたイイ!

                    オキナワキボシヒメゾウムシ (2)s



目的中のトンボとかより、このゾウムシが今回の遠征で一番うれしかったような気がする。。。
    オキナワキボシヒメゾウムシ (3)s



オキナワテングスケバはこちらのとは一応別種扱いだ。
これはヒラタミミズクの勢い付けと言うより、ただ単に好きだから。。。

        オキナワテングスケバ (2)s オキナワテングスケバ (1)s



スケバハゴロモも好きなんだけど、このヒトツメハゴロモはヒラタミミズクを意識してでのパチリンコ!

                ヒトツメハゴロモ1s



お~クマゼミ。 今や首都圏でも見る事が出来るけど、オイラ的には50年ぶり。
クマゼミが超久しぶりって事より、身の回りの事で50年ぶりって事があるのがちょっと驚き。。。 

        クマゼミs



このトカゲの幼体は、ニホントカゲ、ニシニホントカゲ、オカダトカゲ、ハーバートカゲ
オキナワトカゲ、イシガキトカゲのどれかです。 ってのもこの6種は似ていてオイラには同種にしか見えましぇん。
ただ、撮ったのは沖縄本島のヤンバルなのでハーバートカゲかな。 もちろんオキナワの可能性も。。。

            ハーバートカゲs



林道の開けた所に飛んでいたのはハネビロトンボ。 やったぜ初見種!
と、思っていたけど神奈川県でも見られるらしい。 ちとガックシ。。。

        ハネビロトンボs



大きめのヤンマも飛んでいた。 見た目はギンヤンマなので、リュウキュウギンヤンマだろう。
でもタダギンとリュウキュウの違いは何なんだろう?  タダギンの分布も分からんし。。。

リュウキュウギンヤンマs



そっか こういう時は伝家の宝刀の出番だな  って事で網でヒョイっと掬って
へなちょこマクロで4連発!

        リュウキュウギンヤンマ (2)1000


        リュウキュウギンヤンマ (3)s


        リュウキュウギンヤンマ (1)s


        リュウキュウギンヤンマ1s
前額の“T”字斑よりリュウキュウギンヤンマに決定!



お、これは先ほど初見を済ませたリュウキュウハグロトンボの♀のようだ。
            リュウキュウハグロトンボ♀ (2)s



もちろん♀は初めてだけど、『よっしゃー!』って感じにはなれない地味さ加減。。。
    リュウキュウハグロトンボ♀ (1)s



吸蜜個体を見つけ、これは撮らせて頂けそうだと、そろりそろりと。 オキナワカラスアゲハだ。
でももう少し、いいアングルで撮れなかった?

        オキナワカラスアゲハs
単細胞のオイラはカラスアゲハでカラスヤンマを思い出し、もしかしたら撮れるかなと
前日のタミフルポイントを再訪することにした。  結果はヌル、撮れ高もゼロで、すごすごと帰ろうとしたら
後部座席に大きな虫撮り網を積んだ車がすぐそばにとまった。 沖縄ナンバー。 地元の年配の方だ。 
いったい何狙いなんだろうと興味がわき、声をかけてみると 
どうやらタマムシ狙いらしく、シーズン終盤だけども もしかしたらと来たらしい。
けっこうなベテランさんで、オイラの裏の目的虫オキナワモンキカミキリをしっかり毒ビンに収めていた。
やはり地元は強いな、、、そう思い、情報を頂くことにした。 なぜかそれはカミキリではなくコシブトトンボの情報だ。
『名護あたりで田んぼってないですかね?』すると、『○○橋を渡って左に行くと一面田んぼだよ』と教えて頂いた。
そしてその年配の方は、タッパから昆虫を取り出し『これは知ってる?』と聞いてくる。
思わず『あっ』っと思った。 それは目的虫に入れ忘れていたヨナグニアカアシカタゾウムシだ。
その情報も仕入れ、翌日の最終日に行く事にし、田んぼへは、まだ4時半なのでさっそく突撃した。



最初に目についたトンボはベニトンボだった。 

            ベニトンボs



翅脈の赤がとにかく綺麗なトンボだ。
    ベニトンボ♂s



♀のベニトンボも見つかった。 田んぼはトンボ天国だなぁとあらためて思う。。。
        ベニトンボ♀s



そんな中、用水路を覗いてみると見慣れない魚がゆ~っくり泳いでいたり、カメがいたりでにぎわっていた。
サカナはティラピアと言う種で、カメはクサガメ?かな。。。でもミシシッピアカミミガメ以外のカメはいつ以来だろう?

ティラピアs クサガメs



見た目はそんなに綺麗じゃないけど、とりあえず撮っておくかと一枚。
でも写真を見ると、見事なブルーアイ。  あ~あ、もう少し追っかけておけばよかった思ったのはホソミシオカラトンボ。

        ホソミシオカラトンボs



タテハモドキも飛んでいて、いい感じでランディングしてくれるんだけど
なかなか翅と心を開いてくれず、すぐ飛んで行ってしまう。

            タテハモドキs



田んぼの中央へ飛んで行ってしまったタテハモドキ、あ~、もうダメだ。 と思った時に着地。
この距離ならもしかしたら行けるかな?と一枚。 ギリギリいけたかな?

    タテハモドキ1s



ヒメトンボのメスだ。 これも確か♂の方が魅力的なんだよな。。。
        ヒメトンボ s




最後は、、、田んぼでは本命が現れることなく、時間だけが過ぎていき、すでに6時をまわっていた。
       そんな時、目の前をか弱い飛翔が遮った。  石垣以来のヒメイトトンボだ。
       ヒメトンボの次は好きなイトトンボで〆かぁ。。。とちょうどいいやと、この日の撮り納めとした。

ヒメイトトンボs

ではでは。。。。。。や
[ 2021/07/11 10:50 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

 “それっぽい”

今日の一枚目。 パラオ
    バラクーダs



今日の水中写真はパラオの3枚、上からバラクーダ(オニカマス)、ナポレオンフィッシュ(メガネモチノウオ)
マンタ(オニイトマキエイ)。  で、パラオってどこ?って話で、、、 地図の添付はさぼって。。。
地図上の話で、北海道の襟裳岬から3200㎞位南下したところに皆さんもご存じのグアム島があって
同じように広島市から3000㎞位南下したところにあるのがパラオ共和国(ベラウ共和国)。  分かりづらい!?

            ナポレオンフィッシュs



もうこれは20年ほど前の写真になんだけども、今でもこのようなシーンが見る事が出来るのだろうか。。。
マンタs



そんなパラオから1200㎞北上した沖縄の写真。
探虫2日目、今日の狙いはリュウキュウハグロトンボとリュウキュウルリモントンボ。 ともに♂がターゲット。
まずはグーグルアースであらかじめ下調べをしていた、タ―滝の駐車場の先の空き地を目指した。
ナビって難なくタ―滝駐車場に到着したが、その先は柵が置いてあり入れないようになっている。
係員がいたので聞いてみると、『この先は路駐はダメなんすよね~』と。 こんな山の中で路駐って。。。
第一そんな権限が果たしてあるんだろうか?  まあ、しゃあないって事でもう一か所調べておいた
比地大滝に向かった。  ここも難なく到着するが、滝を見に行くのに入場料を支払わなくてはいけないようだ。
500円。 大自然の中で滝を見学して500円は高くはないと思うけど、今回 滝はどうでもよくて
その途中の清流に用があるオイラにとって、何かバカバカしく感じてしまい、ましてや昆虫大国沖縄に来て
入場料を払って昆虫を撮影するのも淋しすぎるかなと、朝からいきなり門前払い×2を食らってしまた。

さてどうするか、、、でもここは昆虫大国。“それっぽい”ところに行きゃぁ、撮れるっしょ!と車を北上させ
海に流れ出ている、“それっぽい”川を見つけハンドルを右に切った。
少し走っていると、車一台がやっと通れるかなと言う道の狭さになって来た。 だが、それがある意味“それっぽい”
しかしもう少し走ると、行き止まりになっていた。。。  だがその場所がまた“それっぽい”のだ。
狭い道ではあるけど、川に向けて緩い勾配があり、そこにバックで路駐することにした。 
(虫撮りをしていると、Pブレーキを忘れた車が川に落ちてしまったと言うオチはありません。あしからず。。。)

車を降りて川へ向かっていくと、下草にサナエがとまっているのが目に入った。。

                チビサナエs



今日の第一昆虫はオキナワオジロサナエのようだ。
        チビサナエ2s
まーくさん、アザース!


もちろん初見種で、小さくて綺麗なトンボだ。
チビサナエ1s



ハンミョウに導かれ川まで降り、川沿いを“それっぽい”暗めの方に少し進んでみると、イタ―!!
間違いなく♂のリュウキュウハグロトンボだ。

            リュウキュウハグロトンボ1s



翅の青さもとりあえずは撮れた。  
もう少し撮りたいと思ったけど、1匹しかいなかったリュウキュウハグロトンボはどっかに飛んで行ってしまった。

    リュウキュウハグロトンボ2s



まるでトンボの居場所を教えてくれたかのハンミョウ。 そこには3種のハンミョウがいた。
                オキナワハンミョウ1s



正面顔はいつ見てもカッコイイ!!
オキナワハンミョウ2s



<オン ザ リバーサイド> <オン ザ リーフ> <オン ザ ロード>そういう意味での3種です。 
ダマそうと思ったわけでは。。。

    オキナワハンミョウ3s


車を置き周りを少し探虫してみる事にした。
アカメガシワにはムネアカチビナカボソタマムシがいたけど、妙に地味な感じだった。

                ムネアカチビナカボソタマムシs



先ほどの川の上流部分に出てきたが、ずい分と川が濁っている。
近くにいた人に聞いてみると、さらに上流に養豚場があり、そこの糞が流れてきているとか。。。
まあ、臭さはないし川を見ながら引き返していると、、、もしや。。。
やっぱりそうだ、リュウキュウルリモントンボだ。 ラッキーな事にこれも♂だ!!

    リュウキュウルリモントンボ s



困った事に上の写真もこの写真も被写体が自分の足の位置より低いところにいるため撮影に難儀した。
マストライザップの腹はとにかく邪魔で、おもいっきりバイキングをしてきた朝食は、過去に戻ろうとしている。
もちろん臭わないと言えどもこの川には落ちたくない。
やはりリュウキュウルリモントンボもこの個体しか見当たらず、撮影途中で“それっぽい”ところへ飛んで行ってしまった。

                リュウキュウルリモントンボ (2)s



とりあえず目的のトンボ2種を撮影できたので、この後は林道へ“それっぽい”ものを撮りに向かった。

夏の風物詩のセミは沖縄で今年初撮りとなった。 以前から撮りたいと思っていたクロイワニイニイだ。
なぜ撮りたかったかと言うと、形や色ではなくこのネーミング。 この“クロイワニイニイ”の文字を打ちたかったのだ。。。

                      クロイワニイニイs



いつもの沖縄遠征ならスルーしてしまうオキナワハゴロモモドキ。
そりゃぁもちろん、ヒラタミミズクへのステップだぜ!

                オキナワハゴロモモドキs



チョウは色々飛んでいたけど、リュウキュウアサギマダラはこれだけだったかな。。。
                    リュウキュウアサギマダラs



おっ、ナガニジゴミムシダマシに似たやつだ!前回も沖縄だったなぁ。
            ヒメニシキキマワリモドキs



で、現地では、最後までヒメニシキキマワリモドキの名前は思い出せなかった。。。
    ヒメニシキキマワリモドキ 2s



今回、ヒメかヒナカマキリは見られるんじゃないかなぁ、と漠然と思っていたけど、ハラビロどまりだった。。。
            ハラビロカマキリ幼体s



やっぱりイシガケチョウは撮っておかないと、沖縄に来たって感じがしないからな。
    イシガケチョウs



誰でも縁がない昆虫っていると思うんだけど、オイラにとってはこのアオバセセリがそれ。
虫撮り8年と言うのに3回しか撮れていない。 甲虫メインの探虫が多いってのはあるけど、それでもね。。。

            アオバセセリs



悪くは無いんだけどなぁ、、、オキナワキボシカミキリ。 
でも普通のキボシカミキリの黒地に黄色の方がいいよなぁ。。。

        オキナワキボシカミキリs




最後は、、、クワズイモの大きな葉っぱの上に、葉脈だけになった枯れた葉っぱがのっていた。
       なんかいいね~と、てきとうに撮ったけど、、、もっとちゃんと撮っておけばよかった。。。

                        葉っぱON葉っぱs

ではでは。。。。。。や
[ 2021/07/10 14:51 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)