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“釣り堀”

前回からの続きで、南A林道から。
今回の一番の目的中である、赤いエリトラを持つコバネカミキリ、ツジヒゲナガコバネカミキリ(ツジウス)は
この林道近辺でしか生息が確認できておらず、1999年22年前に新種として発見された。
そんなお宝のようなカミキリを今日は早い段階から、ゲットする事が出来た。 最初の一匹目は小さいメス。

        ツジメス3s



続いてきたのが、大きめの個体だったのでオスだろうと思ったけど
どうやらメス個体のようで、ワダヒゲナガコバネカミキリ(ワダアキコ)だった。

    ツジメスs



正直、最初のメスでかなりの満足感があったので、オスはどうでもいいかなと思っていた。
写真だと触覚の長さは伝わるけど、大きさは上手く伝えられないし。。。

ツジウス4s



しかし、うれしい事に過去2回分の初見貯金を使わせてくれたのか、3匹目に念願のオスをゲットする事が出来た。 
やはり大きさは伝えられないけど、この長い触覚は写真でも見ごたえがあるものだ。

        ツジオスs
その後メスがプラス1となり、合計4ツジと言う大変満足な結果となった。



だがこのオス、前胸後縁をダニに寄生されていたので、生態写真にこだわらないへなちょこブログとしては
レタッチソフトで消してしまった方がいいのではと、レタッチ処理をしています。 
そのため前胸背板の後縁部分のラインが、もしかしたら本物?と少し違っているかもです。。。
  
ツジウス2s
昆虫撮ってて、ダニがどうのこうのって言ってんじゃねーよ! 
大事なのは、いかに生態写真に近いかって事なんだよ!  って、方はこちらどうぞ。。。




あいま合間に、色々なカミキリを得る事が出来た。 コボトケヒゲナガコバネカミキリ。
            コボトゲヒゲナガコバネカミキリs



ピニボラことオニヒゲナガコバネカミキリも♀の方が写真の様に触覚が短い。
    オニヒゲナガコバネカミキリ ピニボラs



もちろんこちらもオスをゲットーーー!!
                    オニヒゲナガコバネカミキリ♂s



黒一色のシックなコバネカミキリはホソツヤヒゲナガコバネカミキリ。 これはこれでシブいものだ。
    ホソツヤヒゲナガコバネカミキリs



色々なコバネカミキリが面白いように採れる。 “釣り堀”と言われることが分かるような気がする。 
ホソツヤヒゲナガコバネカミキリ2s



これはカエデヒゲナガコバネカミキリかな。
                カエデヒゲナガコバネカミキリs



もちろんピドニアもネットインして来る。
    フトエリマキヒメハナカミキリs



フトエリマキヒメハナカミキリは他所にもいるんだろうけど、オイラはここでしか見た事がない。
            フトエリマキヒメハナカミキリ2s



ミヤマルリハナカミキリもけっこうな個体数がいた。
                みやm、あs



思ってた以上に複眼が大きかったから、少し好きになってしまった。
        ミヤマルリハナカミキリs



ピックニセハムシハナカミキリなんかも。。。  ピックが付かないやつも見てみたいなぁ。。。
            ピックニセハムシハナカミキリs




最後は、、、少し見慣れてきたこの風景も 来年からはもう見る事は無いんだろうなと思うと淋しい気もするけど
      ポイントまで片道4時間を要することを考えると、少しホッとする気もする。。。
      でも今回、目的虫を落とせたと言うのは、何ともうれしい事だ。 
      あらためて“自然の恵みに感謝を”と、帰りの車の中で感じていた。。。 
  
        南アルプスs


ではでは。。。。。。や
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[ 2021/05/13 17:16 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

素晴らしい。
おめでとうございます。
釣り堀の成果を写真で楽しませてもらいました。
[ 2021/05/17 10:11 ] [ 編集 ]

秀さん

片道4時間はしんどかったですが
でも目的虫を落とせて何よりでした。
以外に釣り堀は楽しいかも、、、です。。。

ではでは。。。。。。や
[ 2021/05/18 00:20 ] [ 編集 ]

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