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40歳頃に失ってしまっていた“根拠のない自信”

今日の一枚目。 花。
                    1林道花

                    2林道花
林道を歩いていると、時おり見つかるこの花。 今回は林道沿いを探虫してもイマイチの感じの中
この花を見つけては癒されていた。  昆虫はいなくとも沖縄っていいよな。。。って。



そんな昆虫が少ない雰囲気の中、今日も道路わき、タミフル、林道、池畔と精力的に歩いてきた。
まずは、ルリモンポイントで車を止め、もしかしたらマサキルリモントンボなんかもいるのかな?とジロジロ。
見つかったのは、アブ。 胸が少し金色っぽくなっているけど、ただそれだけ。 どしよ? と思ったけど
きのうからの流れを考えてみると“とりあえず押さえる”と言うのが、今日の鉄則のような気がして。。。
後のPCチェックで気が付いたんだけど、腹も緑で綺麗だし、複眼もいい感じ、胸も思った以上の綺麗な金色。
今思えば、とりあえず押さえるというか、撮っておくべき種だったんだなあと。。。

        3ミズアブ



ササキリ? しかも幼虫? 沖縄なのに?  もちろん、押さえました。
    4ササキリ幼虫



ルリモントンボは見つからなかったけど、綺麗なリュウキュウベニイトトンボがひっそりと、葉っぱの上に。
        5リュウキュウベニイト
ルリモンポイントを後にして、タミフルポイントへ向かうことにした。
今後、名護ステイの場合お決まりのルートになりそうだ。 8:00ホテル出発→田んぼP→ルリモンP→タミフルP...
そんな事を考えながら、きのうオキナワモンキのポイントを教えて頂いたKさんの言葉を思い出した。
『時期はもう遅いんですけど、食痕が残っているのでいる可能性もありますよね。』と。
ガツガツ回るほど、昆虫がいるわけでもないので、タミフルの前にちょっくら寄ってみるか、、、と、ハンドルを切った。



きのうは『あれですよ!』と言われ確認が出来た食痕も一人で行くと『あれ~、どこだぁ?』って、しまつ。。。
まあ、その辺の葉っぱを掬っておけばいいっしょ!的なちょっと時季外れのグダグダモード。
ガサ、ガサ、ガサ、、、と。 どうせ昆虫自体入ってないっしょ?
ほぉ~~~、はいってんじゃん!   黄色いのが、、、   
『え゛ーーー、え゛~~~!!! マジ! オキナワモンキじゃん! まだいてくれたのかー!』
      ↑これはけっこうデカい声で実際に発してしまっていました。。。
Kさん、いやK師匠、いましたよ~~~!ありがとうございまーーーす!!

    6オキナワモンキ♂ (4)



実は奄美でも探していたんだけど、ハゼにいるという情報しかなく、奄美のハゼだらけの林道を闇雲に掬っていたけど
同然見つかる事もなく、、、今回はリーチ一発。。。  情報の重要性を痛感した一幕だった。

7オキナワモンキ♂ (1)



昆虫との出会いは一期一会なんていうけれど、まさにそれなんだろうなぁと思う。
たぶんこの先、出会う事のないカミキリなんだろうなぁ、、、と、しみじみ喜びをかみしめタミフルへと向かった。

    8オキナワモンキ♂ (3)



ここタミフルPにはモウセンハナカミキリと言う赤い綺麗なカミキリも飛来するという。
これまたKさん曰く、ちょっとベストシーズンは過ぎちゃった感じですかね、と話していた。
が、しかーーーし! 今のオイラなら!! と、40歳頃に失ってしまっていた“根拠のない自信”が
今、蘇ろうとしていた。。。 そしてまず目の前にいた超普通種、オオシオカラトンボ♀を写していた。
これは、決して押さえなんかじゃない、いわゆる“余裕”と言うヤツだ。   ハッハッハッ。

            9オオシオカラトンボ♀



モウセンポイントに向け歩くオイラの前に、甲虫らしき影が横切った。
とっさ的に手で払い落としていた。 なんだ、今の黄色いのは? 落ちた辺りを見てみると、、、
本日2回目となる『え゛ーーー、え゛~~~!!! マジ! オキナワモンキじゃん!』がフィールドに響きわたった。
ってか、一期一会じゃなかったのー?

10オキナワモンキ♀ (1)



2匹目はすこしポッチャリ型でメスのようだ。 いやー、こんな事もあるんだね~。。。
    11オキナワモンキ♀ (2)



結局モウセンも見つかるなんてうまい話はなかったが、ちょっと見た事のないカメノコハムシがいた。
                      12アカヒラタカメノコハムシ (1)



アカヒラタカメノコハムシ。 カメノコハムシを撮る時は顔を出してくれるまでねばって撮っていたけど
何とコイツは “ ねばり不要の顔出しタイプ ” だった。 綺麗に頭の部分に切れ込みが入っていて
いつでもどうぞ!の状態だ。 何気ないこのカメノコハムシとの出会いは、ジワジワ喜びが込み上げた。

        13アカヒラタカメノコハムシ (2)



オキナワモンキ、カメノコハムシの余韻を楽しみながら林道へと転戦した。
数年前、Tぞーさんに頂いた情報メモ。  地図に場所が示され、“道路沿いの広葉樹(シイなど)枯れ枝を
スイーピングすると、他所では得難い以下の種が採れる。 ヤンバルアトモンチビ・フタモンヒメダビ
アマミシロオビチビ・オキナワクロオビトゲムネなど”と、記されていた。
教科書通りにスイーピング。  はい、キターーー。 オキナワクロオビトゲムネカミキリ。

    14オキナワクロオビトゲムネカミキリ (2)



Tぞーさん、いまだ活用させて頂いてますよー! ありがとうございまーす!!
            15オキナワクロオビトゲムネカミキリ (1)



石垣で綺麗なハナバチが訪花していた、ピンク系?の花をチェックしてみたら小さなゾウムシが付いていた。
見つかっちゃった、、、と、すぐにポロリ。。。  しかしそのポロリ先はオイラの手のひらだった。
葉っぱに写し、パチリンコ!

        16ゲットウトゲムネサルゾウムシ (2)



離島遠征にありがちなパターンで、せっかく来た離島で初見種欲しさゆえ
思考が既知種を排除しようとしてしまう。これもそうで、なかなかゲットウトゲムネサルゾウムシに行きつかなかった。
何回もゲットウは撮っているんだけどねぇ、、、  卑しいねぇ。。。

17ゲットウトゲムネサルゾウムシ (1)



いつも行っている池に寄ってみると、トンボ屋さんが一人いて、水面を凝視していた。 
ミナミトンボを狙っているとの事。 オイラは今回の目的虫でもあるコシブトトンボの情報なんかも聞けたらなと
話をすると、地図を広げながら詳しく教えて頂けた。 その他にも石垣の話をしながら、トークタイムを楽しんだ。
手ぶらで移動するのも何だからハラボソトンボを撮り、また新たな林道へと移動した。

        18ハラボソトンボ



小ぎれいに整備された、施設の入り口みたない所があり、オフリミット感がなかったので、奥へ進んでみた。
ちょっと虫影の淡白さも感じ、オイラはいつでも撮れるツマグロヒョウモンの交尾態を撮っていた。

    19ツマグロヒョウモン
喜びのあまり、オキナワモンキを5枚もアップしてしまったので、ちょっと枚数がかさんでしまいました。。。
林道の続きは、また次回! 次回もうれしい出会いが!!

ではでは。。。。。。や
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[ 2022/06/29 20:41 ] 未分類 | TB(0) | CM(4)

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[ 2022/07/04 23:01 ] [ 編集 ]

Kさん

その節は大変お世話になりました。
おかげさまで、黄色い天使を拝む事が出来ました。
半ばあきらめていただけに、喜びも大きく
ここ数年で、一番の喜びを味わえました。
また訪沖の際はご連絡させて頂きたいと思います。
ただ先日、アドレスを伺っていないので
よろしければ、また鍵コメでアドレスを教えて頂ければと思います。

あらためて、ありがとうございました。

ではでは。。。。。。や
[ 2022/07/05 06:32 ] [ 編集 ]

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[ 2022/07/09 13:10 ] [ 編集 ]

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[ 2022/07/09 16:41 ] [ 編集 ]

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