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沖縄本島Sec. DAY5-Ⅰ

今日の一枚目。 ×ゲッコ― 〇アータクー
    1今日の一枚目。名護プラザ
今日は最終日。 何を狙っていくか、撮りこぼしは無いか、、、そう考えると一つの風景が浮かんだ。ゲッコービルだ。
いつも電線被りの写真だったので、ちゃんと撮っておきたいなと思っていたゲッコ―ビルこと、名護プラザ。
いつもは信号待ちで撮っているけど、今日はわざわざ車から降りて撮った本気の一枚! でもないけど。。。 
名護からヤンバルに向かう入り口に建つ名護プラザは、名護滞在の虫屋だったら、まず目にしない事は無いだろう。
“名護プラザ”とビルに電飾が付いているが、ビル名は今回改めて認識した。 と言うのも今回ちょっと調べてみたのだ。
まずはビルを這い上がろうとしているこの爬虫類。 オイラはゲッコ―だとばかり思い込んでいたけど、よく見りゃ
全然ゲッコーっぽくない。 実はこれオキナワキノボリトカゲ(方言名:アータクー)で、約7メートルあるらしい。
このビルのオーナーが観光客の方に、『ヤンバルの入り口ともなるここで、オキナワキノボリトカゲを見て
北部にやって来たという気分を高めてもらおう』と17年前に設置したという。
毎回ここを通るたびテンションが上がっていたオイラは、オーナーの思惑通りの旅行者だったようだ。。。



という事で最終日もトカゲビルを横目にヤンバル方面へと向かい、〆の探虫を楽しんだ。
まずは嬉しい初見カミキリ、ニホンモモブトホソカミキリだ。
かなりスネケブカヒロコバネカミキリと酷似しているけど、腿太部分の毛が無い事や、上翅が細長い事で区別できる。

2ニホンモモブトホソカミキリ沖縄亜種 (1)



腿節の根元が細いカミキリは、もれなく好きなんだよなぁ~、繊細そうな感じがたまんない!
        3ニホンモモブトホソカミキリ沖縄亜種 (2)



やっぱりオオミドリサルハムシは撮っておきたいよな。 今回初めて感じたんだけど、上翅の鏡面度は
たぶん甲虫トップクラスじゃないかな。 だってほら、前胸にオイラが映ってるし。。。

    4オオミドリサルハムシ (1)



可愛らしく抱っこちゃん的な一枚も。            これは緑人差別にならないでしょ?
            5オオミドリサルハムシ



図鑑先生がオキナワナカボソタマムシを探していたポイントをオイラもちょっと探してみたけど当然見つからず、、、
だけど棚ぼた的に、イトトンボが見つかった。

        6オキナワトゲオトンボ♀ (1)



前日に見たオキナワトゲオトンボのメスの個体のようだ。 脚の赤味が弱い分、腹回りがグッと太く逞しい感じだった。
    7オキナワトゲオトンボ♀ (2)



道端の粗朶類をたたいていくと、色んな昆虫が落ちてくる。
これはアベサビカミキリでいいのかな? ワモンサビとはちょっと違う気がするし。。。

            8アベサビカミキリ



写真では分からないけど、それなりに大きさがあって存在感のあるカミキリだ。
        9アベサビカミキリ (3)



これは小さめでアヤモンチビカミキリ。 アヤモン、アトモンと同じような名前のカミキリが多いけど
関東ではお目にかかれないので、大事に頂いておく事にする。

            10アヤモンチビカミキリ



たしか以前も撮った事があるこの甲虫。 ハムシっぽくはないけどハムシじゃないかなぁ~と睨んでいるんだけど
この2㎜ほどの甲虫の正体は如何に、、、

        11-1微小甲虫2㎜2



このカミキリも時おり目ぬするんだけど、イマイチ未同定。。。 これ系のカミキリのほとんどが上翅の翅端側に
模様があってそれが名前になっていたりするんだけど、これはほとんど無いし、図鑑でも見当たらないんだよね。

            11-2未同定



このワタミヒゲナガゾウムシは何がスゴイって、関東にもいるんだけど分布が北は国後島まで広がって
いるみたいなんだよね。 どんな環境下でも生きていけるっていう逞しさがあるんだけど、悪く言うと、、、
あ~ワタミね、どこにでもいるヤツ。。。 となってしまう。 

    11ワタミヒゲナガゾウ (2)



ちなみにこのゾウムシは戦後アメリカの物資援助の際に穀類に混じって侵入してきたのではと言われている。
だからある意味太平洋戦争が無ければ日本にはいなかったゾウムシって事だよね。。。

        12ワタミヒゲナガゾウ (1)



カメムシはコマダラナガカメムシ。 九州や四国でも見られるようだけど、その内関東にも来るんだろうな。。。
    13コマダラナガカメムシ



ナナホシキンカメムシの団体さん。 集合体不得手な方には苦痛も昆虫好きとしては、ラッキー!な場面だ。
            14ナナキン



既に関東進出済みのシロヘリクチブトゾウムシ。
        15シロヘリクチブトカメムシ



お~、ここにもいたリュウキュウベニイトトンボ。 今回だけでも3回もUPしてしまった。。。
18リュウキュウベニイトトンボ (1)



見る側からすると見飽きた感があるのかもだけど、撮る側としては何度でも撮れちゃうんだよなー。
最近の食レポでよく目にするのがタレントさんが『いつまででも食べていられるヤツ・・・』みたいな事を言っているけど
それと同じで『いつまででも撮っていられるヤツ・・・』なんだな~コレが!

        19リュウキュウベニイトトンボ (2)




綺麗なサナエトンボだなぁと撮影した後、サナエサナエと探してみるもなかなか見つからない。
かなり探した後にカラスヤンマのオスだと判明。 お~、念願のカラスヤンマ!  って、なんでオス?
オイラが見たいのは翅がカラスのメスなのに。。。  これじゃ喜び半減、、、翅黒のメスは宿題となってしまった。。。

20カラスヤンマ
この日の後半戦、沖縄遠征の最終章は次回!!

ではでは。。。。。。や
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[ 2023/06/10 17:19 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

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