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今回のMVPは何気にルリボシ

前回の続きで、滝沢林道を登り切ったゲート付近から。
ゲート付近に花が咲いていれば何かしらカミキリがいるような場所なんだけど、途中先行したМさんとすれ違い
『花は咲いてなかったですねぇ』との事だった。 ゲートに到着してみると、やはりそれらしい花は咲いてなかった。
咲いているのはイタドリくらい。でも他の昆虫がいるかもと覗いてみると、普通種ながらカミキリが訪花していた。
さすがに、これだけ撮れ高がないと撮っちまうんだよね~、ニンフホソハナカミキリ。
ちなみに“ニンフ”は、ギリシャ神話に登場する,樹木・山野・川の精霊らしいです。
たまには昆虫もいい名前を付けるよね!
 
        1ニンフホソハナ



“ビストロ イタドリ”は、けっこう繁盛しているようで、他にはマルガタハナカミキリも。
            2マルガタハナカミキリ



ピドニアは、オオヒメハナカミキリかな?
        3オオヒメハナカミキリ



S高原では、猛攻を受けたフタスジハナカミキリもパラパラと。
            4フタスジハナカミキリ (2)



イタドリゲストで一番楽しかったのは小さいカミキリのチャボハナカミキリかな。
    5チャボハナカミキリ (1)



アカハナカミキリは前胸が黒っぽいから撮っておきますかぁって感じ。 ちょっと赤い模様も入ってるし。。。
        6アカハナカミキリ



すぐそばの梢の葉裏には、上のタイプとは違うフタスジ(ハスジ)ハナカミキリ。 いわゆる富士山型。
でも初めて見るような色をしていたなぁ、、、  黒じゃなくて、ちょっとコゲチャ色っぽくて。。。

    7フタスジ(ハスジ富士山型)



ゲート付近ではイタドリしか咲いていなかったけど、まあまあ楽しめたので下山しながら
ルリボシがいた丸太置き場にちょっと寄っていくことにした。 丸太置き場に到着。 もちろん誰もいない。
Мさんご夫妻は富士林道に移動するとの事だったので、ちょっとじっくり探してみるかと、一番下の丸太に足をかけ
上の部分を背伸びをして覗き込んでみると、目の前にクリイロチビケブカカミキリが。

            8クリイロチビケブカカミキリ (1)



ビタ止まりしていたクリイロチビケブカは、たぶん目の前にいなかったら見過ごしているんだろうなぁ。。。 らっき。
        9クリイロチビケブカカミキリ (2)



あれ、なんでゴマダラモモブトカミキリが広葉樹にいるんだろ?って思ったけど、帰宅後調べてみると
寄主植物は広葉樹となっていた。 今までず~っと、針葉樹とばかり思っていた。 怖いねぇ、思い込みって。。。

    10ゴマダラモモブトカミキリ (1)



この腹端の感じが針葉樹かと思わせていたのだろうか??
            11ゴマダラモモブトカミキリ (2)



お、ルリボシがまたいた。 ちょっと自然光が回りづらい所にいたから、フラッシュを使ってみた。
フラッシュ=邪道とされている節もあるけど、オイラ的にはこういう写真は好きなんだよねぇ。。。

12ルリボシse (1)



今度は発光せず、さっき撮れなかった真横から! あ、ヤベッ飛んじゃった。。。
            13ルリボシse (4)



お~、いいとこに飛んでくれた。ルリボシを見るたび、なんで葉上にいてくれないんだろ?って思っていたけど
久しぶりに葉っぱの上のルリボシカミキリを撮影できた。 今回のMVPは何気にルリボシだったりして。。。 

14ルリボシse (2)



定番種だけど、クリアナアキゾウムシなんかも一枚。
            15クリアナアキゾウムシ (1)



それなりに丸太置き場を堪能し、車に戻ろうとしたら道沿いのイタドリに見慣れぬカメムシ幼虫が。
幼虫なんだけど艶やかで前胸なんかは成虫みたいだな。  検索すると1件だけヒットし、キタヒメツノカメムシに着地。
成虫はどんな感じなんだろ?っとググると名前はヒットするも画像は無し。しかも分布が北海道・利尻島となっていた。
果たして真相は如何に。。。
                              誤同定、チャンチャン!だったりして。。。 
    16キタヒメツノカメムシ




最後は、、、
出発当日数時間前の事、PCを見ながら天気もいいし夜からどこかへ遠征に行ってもいいかなと、思っていた。
前回不発に終わった、乙女湖なんかもいいし久しぶりに八ヶ岳ってのもなぁ、、、なんて。。。
ふと、今日の月はどんな感じ?と月齢表のサイトに行って見ると、新月まわりだった。 これは富士山からめての
星空富士山もいいなぁ、、、と。 で、ダイヤモンド富士はどうなってるんだろう?と見てみると“田貫湖中央”と
なっていた。 田貫湖なら分かりやすくていいよなぁ。。。 この時点で<星空の下、登山客のライトが這う富士山>
そして<田貫湖の奥にダイヤモンド富士>の2枚がオイラの頭にはクッキリ描かれていた。。。
で、ちょこちょこっと用意して家を出たのだ。 虫撮りは標高上げときゃ、どうにかなるっしょ!と。
富士林道の星空富士山Pに到着。 まず困った事に下見はしていたのだけど、思った以上に防護ネットの高さがあり
三脚が立てられないという事。。。 考えたあげくネットの一番上に三脚の付いたカメラごと、カラビナフックでひっかけ
バランスをうまくとり、リモートコードシャッターを切るという方法。 これはどうにか使えたのだけど
いざ撮影してみると登山客のライトが強すぎて、富士山、星空のバランスがとれない。。。
どうしても下の写真の様に富士山は暗く、星空も弱くなってしまう。 富士山、星空に露出を合わせると
登山客のライトがすこぶるうるさくなってしまう。 写真に詳しい方なら、何らかの方法で対処できると思うのだけど
オイラはお手上げ状態だった。 
仕方なく、田貫湖へ行って普通に星空と富士山の写真を撮ろうと移動することにした。
そして一時間ほどかけて移動して、田貫湖まであと1∼2分と言うところまで来て、ある事を思い出した、、、
『ダイヤモンドの時は田貫湖って、かなり混むんじゃなかったっけ?』と。。。 
たしか去年、あまりの多さに現地に着くもトンボ帰りをした事があったような、、、そんな事を考えていたら
あっという間に、満車状態の駐車場に到着してしまった。。。 よく見ると一台だけ空いていたけど
きっちり両隣に車がある状態で朝までなんて、げんなりしてしまい嫌な形で去年のなぞりとなってしまった。
さてどうするか、、、時間も時間だし近場の道の駅にでもと行ってみると、ここは満車と言う訳ではないが、
きっちり一台置きに車が止まっていて、これまたげんなり。。。 
仕方なく一番端のとりあえず片側にしか車がいない所に駐車した。 楽しいはずの車中飲みもイマイチ。。。
この時点では翌日の虫撮り場所も決まっておらず、とりあえず宴をすませ仮眠。
朝起きた時には、もう遠くに行く気もせず『滝沢林道でいいやぁ。。。』って事になった。
ガソリン高騰のこの時期にわざわざ車で行く事もなかったなあ、、、普通にバイクで行っているポイントだよ。。。
ってな事で、グダグダな遠征でした。車の恩恵はこの冴えない富士山の写真だけ。 冴えない、、、恩恵でもないよな。。。

            富士登山a
まあ、こういう事もあるよな、、、  でも来年も田貫湖へ行ってしまいそう。。。

ではでは。。。。。。や
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[ 2023/08/21 20:26 ] 未分類 | TB(0) | CM(4)

ルリボシ〜触覚が素晴らしい 
黒い粒粒って節になるんですかねー?
(^o^)
[ 2023/08/21 21:43 ] [ 編集 ]

aozoratenkiさん

ルリボシカミキリの触覚に着目するなんて昆虫プロっぽいですね。
仰る通り粒粒は節の部分にあたります。
それがまたこのカミキリの魅力でもあるんですよね。
私も大好きなカミキリです。

ではでは。。。。。。や
[ 2023/08/21 22:09 ] [ 編集 ]

ゴマダラモモブトカミキリもシブカッコイイですね。富士山の夜行弾丸登山の火がしっかり写ってますね。
[ 2023/08/22 15:57 ] [ 編集 ]

yamakaze1183さん

富士山の灯は満月まわりの方が良かったような気がします。
写真って、難しいですね。

ではでは。。。。。。や
[ 2023/08/23 09:27 ] [ 編集 ]

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