オイラはその日暮らしだ！！

ある日　緑地に行くと見慣れないバッタの幼虫が目に付いた。
あれ？ここにも、、、ここにも。
感心することに幼生、幼虫はいっぺんに現れる事が多い。
いわゆる天敵からの危険分散という事なのだろう。　かしこいヤツラだ。。。
そんなヤツラはウスグモスズと言う昆虫。　簡単に言えばコオロギの仲間かな。
おもしろい事にこのウスグモスズ、外来種らしいのだが
まだ日本でしか確認されていない、？？？な昆虫だ。
なぜ日本でしか確認されていないのに外来種？　誰もがそう思うに違いない。
なぜならそれは、最初に発見されたのが1970年、東京は渋谷で発見されたからだ。
渋谷と言う場所でいきなり発見されたら、それはもう間違いなく外来種だ。
しかし外来種と言えども他の昆虫との競合はなさそうなので
そろそろ来日50周年、グリーンカードでも差し上げますか！？

写真を見てもわかるようにこの幼虫、足を伸ばしきって飛ぶ気ゼロなのだ。
しかし飛ぶ必要が無いくらい素早く動く。その動きは、もはやバッタやコオロギではない。。。
最初はこんなに立派な後脚があるのにチョコマカ動いて
宝の持ちぐされだなと思ったのだが、、、　当然　後脚で飛ぶ事も出来るのであろうから
飛べるし動けるしの二刀流で昆虫界のマイケルジョーダンみたいなものだ！
いや、今の時代、、、日ハムの大谷という事にしておこう。。。
　　　　　　　　　　　　

以前も言ったが幼虫は同定キラーなのだ。
ただウスグモスズは10日ほど前、先輩の虫撮りの方がブログアップしていたので
同定作業は苦しまずに済んだ。
しかし同日に撮ったヒメコガネは苦しめられた。　　普通のヒメコガネはこんな感じ。↓

ネットで調べてみるとこう記されていた。
『暗赤銅色や暗緑銅色など色彩変異が多い・・・』ふ～～～んと思ったが
でも、でも　これはねーだろ！　って感じだ。　何か別種に見えてくる。。。
　　　　　　　　　　　　

同定作業はホント大変だ。このカメムシの仲間も少し手こずった。　メンガタカスミカメ。
　　　　　　　　　　　　
カメムシの仲間のくせにゾウムシテイストをムンムンに出してやがる。。。
　　　　　　　　　　　　

最後は、、、　ＴＨＥ　セミ　だ！　ヒグラシだ！！
　　　　　　　　　そしてオイラはその日暮らしだ！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ではでは。。。。。。や