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屋良部林道から嵩田林道、そのまま島の最北端

ベニモンアゲハの本日限りの大サービスを受け、気を良くしていると
次なる演者は、ここ石垣では頻繁に出会えるナナフシの仲間。
ただ、この葉上に映る黒々とした陰に本来の沖縄を感じ、思わず撮った一枚だ。

            ナナフシb
そして去年の本島訪問の際、対面をすましているダンダラテントウ、こちらではかなりの普通種で
町田でナミテントウに出会うくらいの遭遇率だった。

                        ダンダラテントウb
陽が照っていると、暗いところの探虫も明るい気分で出来るものだ。 サキシマオオニジゴミムシダマシ
            サキシマオオニジゴミムシダマシ (1)b
いつもながら“ゴミムシ” “ダマシ”など迷惑なネーミングだ。
                        サキシマオオニジゴミムシダマシ (2)b
そのほかには、キガシラアオアトキリゴミムシや、初日に抑えたサキシマヒメカミキリなんかも。。。
キガシラアオアトキリゴミムシb  サキシマヒメカミキリb

明→暗→明→暗と、天気のいい林道ならではの探虫を楽しんでいると
<見たい物・ムシ意外の部>にランクインしている“ミドリ系トカゲ”の『サキシマカナヘビ』をゲットゥオ~~~。

            サキシマカナヘビb
もう少し違う角度も欲しいなと近づいて見ると
とんでもないスピードで逃げて行ってしまった。

そうこうしているうちに、屋良部林道から嵩田林道に移動し於茂登登山口までやってきた。
初心者用の林道沿いに車を止め、林の中へ進んでいく。
5分も歩くと、車が数台ギュウギュウに駐まっている。
ここが猛者たちが利用する駐車場、そして本来の登山口のようだ。
ネットで見たように、登山口の看板の前には杖代わりの棒きれがおいてある。
もちろんオイラはそんな棒には見向きもせず
にじみ出ているかのような水場を渡り、於茂登岳に足を踏み入れる。
そして10mほど進み、何の迷いもなく引き返してきた。
むいていない。 心身ともに持久力が無いオイラに、登山はむいていない事は最初から分かっていた。
ただ於茂登に足を踏み入れたという事実が欲しかった。。。  任務完遂!!

実はこの時点で天気はよく、初見種に出会えているものの
目的虫に出会えていない焦りと飽きを感じていた。
というのも数多いモリバッタによる精神的ゆさぶりにやられていたのだ。
それは、今日しかないと、目をギラギラさせていると
葉っぱが揺れ何かが動く! ・・・・・ ハイ―、モリバッター。。。
葉上に見かけない模様の昆虫が! ・・・・・ ハイ―、モリバッター。。。
意外にこの“モリバッタ攻撃”がボディブローのように後半に効いてきた。。。

登山口から車に向かっている時に、逆モリバッタ現象が起きた。
『あっ、、、はいはい、モリバッタねー。。。 ん? 違うなぁ。。。』
探していたゾウムシではないが、見たかった“ガラモノ”ゾウムシだ。

            オサゾウムシの仲間b
近くで見ると、さらに気分を高めてくれる。
                        オサゾウムシの仲間 (1)b
モリバッタの呪縛から少し解放された気がする。。。
オサゾウムシの仲間 (2)b
さすがのオイラも同定したいと
図書館から“原色甲虫図鑑”を借りてきたのだが、どうも見つからない。
原色日本をもってしてもオイラの同定不得手は、解消できなかった。。。
  へなちょこだ。
どうやら“シロスジオサゾウムシ”のようだ。            オサゾウムシの仲間 (3)b

ここで気をとり直したものの次なるものは、またもや顔なじみ。
いや、色がちょっと違うなぁ。。。   マルウンカ。  ヤエヤママルウンカと言うらしい。
そして、なじみのオマエは、、、どう見てもヤマイモハムシだった。

ヤエヤママルウンカb  ヤマイモハムシb

あ~、遠い。 無理すれば行けそうだが、、、
“水まわり” “草ぼうぼう” “ちょっと日陰”  オイラにはハブにしか結びつかない。。。
せっかくのコナカハグロトンボだが遠方からのチキンショットで。。。

            コナカハグロトンボb
これまた生態園でしか出会った事がないリュウキュウアサギマダラ。
残念ながら綺麗な青を出す事の出来ない、日陰での一枚になってしまった。
    あ~ぁせっかく晴れてるのに。。。
                        リュウキュウアサギマダラb


屋良部林道から嵩田林道、そして野底林道へと行こうと思っていたが、入り口がわからず
そのまま島の最北端まで何かがあるのではないかと車を走らせた。
な~んにもなかった。。。
仕方なく引き返し、いつものスタイル“道路わきの拾い撮り”だ。
ちょっと良さげな場所を発見。  いい雰囲気のクワだなぁ~。。。
でも何もいない。 そして目線を手前の葉っぱに移した時であった。
ビビビーーーーーッッッ ッ ときた。


            ミドリナガボソタマムシ (1)b
ミドリナガボソタマムシ。  目標虫のひとつだ。  たまんね~~~
ミドリナガボソタマムシ (3)b
久しぶりの感覚だ。 これは探虫をしている者にしかわからない感覚だ。
説明しようがない。 あれですよあれ、あの感覚ですよ!

            ミドリナガボソタマムシ (2)b
もちろんタマムシ名物、、、2016初パッカ~~~ン   いただきましたーーーー!!
FC2-5155.jpg

気を良くし前へと進んでいくが、見つかるムシ達はタマムシ模様とはいかず
地味~にサンゴジュハムシとクサビウンカ?の幼虫の追撮となった。

サンゴジュハムシb  カタビロウンカ幼虫?b
それにしても、、、いや~、よかった。。。4打数0安打での帰京はどうにか回避できた。
ホント綺麗なタマムシだったなぁ。 去年のタマムシイヤーの運が残ってたのかな。。。

車に向かいながら、来た道をとりあえずチェックしながら歩いていると
いきなり目と目が合った!!

な、な、なんだ~あのビカビカは? アオカナブン?  い、いや違う! 
            ナナホシキンカメムシ (2)b
ナナホシキンカメムシだーーー!!  これまたキターーーッ! 
タマムシを見たすぐ後に、、、オイラはもう大興奮だ。

FC2-5156.jpg
目標の2ホーマー達成だ。 いるんだね~こんな昆虫が。。。
決して珍しい昆虫ではないが、単純に綺麗だ。 オイラにとってそれが一番なんだなぁ~。

            ナナホシキンカメムシ (1)b
別日にも出会う事が出来、滞在中は5回程見つける事が出来た。 
            ナナホシキンカメムシ (4)b

当日、北端に向かう途中、まだタマムシもカメムシにも会えていない時
翌日からの天気などを考えつつ、『もー帰りてーな~。。。』って、
車中でアナログツイートをしていたが。。。 何があるかわからないなぁ~。  -秀さんの言う通りっす!-
ちなみにタマムシはここで出会えたのみとなり、貴重な停車となった。




最後は、、、ご褒美に南の海の幸をと、ちょっと歩くが《すし太郎》に行ってみた。
        しかし、まさかの満員御礼門前払い!!
        行きにチェックしていた良さげなお店《南風》で
        一人祝賀会を行った。
  食べログ的にいくと、4.0~4.2ってとこかな。。。 いいお店だったよ。
                       FC2-5028_1b.jpg

しかし明日からどうしよう。。。


ではでは。。。。。。や
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[ 2016/03/29 19:38 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

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