やっぱり、この笑顔でしょー

思い込み。　　
普段行かないようなフィールド、ひと気も少ないところで突如
昆虫が現れ、意表を突かれた瞬間に“思い込み”が始まった。
それはトンボだ。　　
茂みの中を歩いていて、翅を休めていたトンボのそばに足を一歩踏み入れた瞬間
5～6匹のトンボが一斉にフワ～、フワ～と飛んだ。
黒い翅でグリーンメタリックの腹、、、アオハダトンボだ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
もちろんハグロトンボと言う種も知っている。
しかし、その雰囲気で飛んだ瞬間ハグロトンボの選択の余地は全くなかった。
帰宅後の念のための答えあわせ。　　見事なハグロトンボだった。

最近こう言うのが多いんだよな～、、、　　でも現地での“思い込み”って皆さんありません？

先日、いつも行く緑地で知り合いと会い、ちょっと昆虫談議。。。
微妙な差のニホンカワトンボとアサヒナカワトンボの話になり
オイラが『どうもアサヒナカワトンボって撮る気しないんですよね～、だって差がほとんど無いじゃないですか。。。』
実際そう思っていた。　これニホン、これアサヒナって写真を比べてもつまんないしなぁ。。。
そこで相手の方が一言。　『でも、それを言ったら甲虫とかもそうじゃないですか？』
もちろんオイラは無言。　　何も言えなかった。　　　その通りだ。
ピドニア然り、一部のゾウムシは全くをもってそれだ。　　
初見で喜んだ、このチビメナガゾウムシなんて、まさにジャストミ～～～ト！　　それだな。。。　　　　トンボも甲虫も同じくらい好きなのになぁ。。。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


ゾウムシと言えば、緑地で何かいないかなあとジロ見していると、葉っぱのかげに、ヒゲナガオトシブミ。
『おっ、いた～！　　まだ頑張ってるんだな～』って撮ったけど、考えてみればまだ7月になったばっかりなんだよな。。。

そんなオイラに、『まだまだ、これからでっせ～』と、ゾウムシ系がけっこう現れた。　　　なぜか関西弁にしてしまった。
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ルイスアシナガオトシブミ


ヒメコブオトシブミなんかも。　　この脚の色がいいんだよな～。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

だから脚が茶褐色のヒメクロオトシブミとは、オイラの中では全く同じ価値の2種類。




ゴマダラオトシブミもまだいた。　　名前もわからない葉っぱにいたけど、これからお仕事？
　　

こんな小さなゾウムシでも模様がハッキリしているから100㎜マクロでも十分な存在感。
　　　　　　　　　　　　


翅の方を見るのを忘れちゃったけど、オオクモヘリカメムシかな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


久しぶりに、エゴノキのゾウムシ探しでヨコバイ天国へ。
本命は見つからずも、隣の木には初見のハムシが！　　タテスジキツツハムシ。
模様や色もいい感じのハムシだけど、一押しポイントは、、、
　　

やっぱり、この笑顔でしょー


オレの笑顔はどうだい？　とスネアカヒゲナガゾウムシ。　　残念だけど、雲泥のスッポンかな。。。　　　　　　　　　　　　　　　　新語だ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


あまり人気のないコメツキ系、ベニボタル系。　　でもこれは嫌いじゃない！　いや好きだ！
スジアカベニボタルあたりでしょうか？


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

最後は、、、民家のない林道のような所に咲いていた。　　園芸種かな？　　ってか、その前に名前は？
　　　　　　　　　　　　

場所的に自生のヤマアジサイでいいのかな？　　　　　　　　　　　ピンクとブルー二つ並んで咲いていた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


ではでは。。。。。。や