山頂の赤い宝石

まるで梅雨が明けた暑さ、それはアイツの季節がやって来た事を示している。
こうなってくると、行けば必ず会えるだろう、ヤツに。
オイラはヤツがいる、いつもの樹を目指して、林道の木漏れ日をあびながら、走りに抜ける。

到着。　まるでヤツはオイラを待っていたように、いきなり視線があった。　山頂の赤い宝石、オオキンカメムシ。

　　　　　　　　　　　　
いや～～～、ぜーんぶウソ！　　後付けでーす。　ちくしょー、カミキリいねーなー、、、なんて思ってたら
偶然見つけちゃいましたー！　　やってみたかったんだよな、あの下り、、、『行けば必ず会えるだろう・・・』みたいなやつ。。。
コフキゾウムシやモンシロチョウだとカッコがつかないから、ちょっとレア系との遭遇を待ってたんだよね。。。




にしても、綺麗だよね～。見つけた時は久しぶりにバクったよ。。。
　　　　　　　　　　　　
以前見たオオキンカメムシの記事で、『口元や腹の微妙な色を撮れなく残念だ。。。』と言うセリフを覚えていて
その色は再現させないとって、気を付けて撮っていた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ミックスナッツのジャイアントコーンだけを食べたり、中トロのトロっぽい方だけちぎって食べるのって
行儀が悪いと思うけど、オオキンカメムシをこうやって撮るのは行儀は悪くないだろう。　　センスは別にして。。。



って事で、またちょっと高めのとこ。。。
早朝はまだ、山には雲がかかっていたけど、徐々に白い雲が青い空へと変わっていった。
　　　　　　　　　　　　


オオキンとの嬉しい出会いの後、ゾウムシとの嬉しい出会いも。。。マルモンタマゾウムシ。
とにかく丸っこくて可愛いゾウムシだった。
　　　　　　　　　　　　


ピドニアの新しいタイプとの出会いを求めて掬ってみたが、たぶん既知種のホソガタヒメハナとナガバヒメハナ。
　　


ピドではないけど、新しい出会いはモモグロハナカミキリ。
『初見だぜーーー、ウェ～～～イ！』って、喜べない色・模様・カタチが残念だけど、神様アリガト。
　　　　　　　　　　　　


ついこの前もアップしたんだけど、この手は写真映えがするから、ついついアップしちゃうんだよね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ほら！　アップだって素敵でしょ！？
　　　　　　　　　　　　


ウンカの仲間だと思うんだけど、あまりにも『凛！』としているから、ついついレンズを向けさせられ、人差し指を支配されてしう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


帰り際に土場があったから寄ったけど、お馴染みさんばかり。
でもハンノアオカミキリは、いつでも心を躍らせてくれる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


カミキリとのいい出会いは無かったが、ゾウムシとは嬉しい再会を果たす事が出来た。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

二年前、初めて見たクロオビヒゲナガゾウムシ。　当時の感動は無いもののハンノアオの2.8倍くらい嬉しかった。


言い訳に聞こえると思うんだけど、、、ってか、いい訳なんだけど、難しいんだよねコイツを撮るのって。。。
もう少し、いい撮り方が無かったものか。。。
　　　　　　　　　　　　



最後は、、、この日も、やはりメインは甲虫。　枯れ枝、蔓、時には青葉をたたいて、甲虫を得ていた。
　　　　　　　　すると赤い甲虫が落ちてきた。　『んっ、なんだこりゃ？』　　という訳で問題です。
　　　　　　　　下の赤い甲虫は、、、①カミキリ②コメツキ③ハムシ④ベニボタル⑤その他　　　　さて、どれでしょう？　
　　　　　　　　　　　　

正解は、写真をクリック！

ではでは。。。。。。や